そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

公文書は永久保存するべきである

2019-12-12 | 官僚

安倍晋三が政権の座に就いてから、不都合なことは次々と公文書を廃棄する、それができないと隠してしまう。この安倍の自己保全のための蛮行は犯罪行為といえる。これまでは官僚が政治家に抑制が効いていたが、人事権まで握られ私利私欲に蠢く官僚に人事権すら奪われて、物申すことすら萎縮された現状にある。
公文書を一斉に燃やしって処分したことがある。それは1945年8月13日ごろから一斉に始まった。灼熱の空に各お役所から公文書を焼く煙が絶えることなく半月は続いた。官僚や政治家や軍人にとって、不都合であると判断した文書抹殺したのである。燃やした文書が不都合であるとの判断が戦前に働いていれば、戦争などしなかったであろう。戦時中の蛮行も、非人道的な行為も、軍部などの犯罪行為も、誤判断も国民に知られては困るから、燃やしているのである。そのため、いまだに太平洋戦争の検証すら国家として行うことができない。あの戦争はうまくやれば勝てたとか、アメリカに嵌められたとか、慰安婦はいなかったとか集団自決は国民が勝手にやったとか、軍の命令文書も決定過程も解っていないなどと主張する輩が絶え間な子登場する。安倍晋三のような。
国家が後程検証できない政策決定過程の隠ぺいは、今だけ自分だけの意味しかない。正当性もなければ継続性もなく、政策の選択理由の根拠すら示せない。国家のことなど考えていない。恥ずかしい限りなのが、「バックアップデーターは公文書でない」などという、馬鹿げた話で延命を図る羞恥心すらなくした安倍政権の醜態である。
公文書は民主主義の基本であり、未来への教訓となり啓示となる資源である。公文書は関わっていたら個人メールでさえもすべて残すべきである。政策の遂行に問題があるなら、公開への時間設定をすればよい。アメリカは来年から文書の保存を神からすべて電子データーにするとのことである。電子データーならどれほど多くても可能である。

それともう一つ。安倍政権で常態となっている、公文書の隠ぺいや破棄や隠とく以上に悪質なのが、虚言である。桜を見る会を例にとるなら、明らかに毎年前年を踏襲した案内を出しているにもかかわらず、半年で廃棄したなどというのは嘘である。バレそうになって早めに廃棄したが、80日間は残っていた。都合の悪いことは嘘で逃げ切る。
前夜祭は飲み食いせずにすぐ帰った、虚言で逃げ切ろうとしているが、公文書廃棄以上に虚言の罰則を強化するべきである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 桜を見る会などいつまでやっ... | トップ | イギリス保守党の圧勝でEUは... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

官僚」カテゴリの最新記事