当初から不思議であったのが、なぜ北海道が感染者数がトップであるのかということである。雪祭り会場が発端になって広がったり(国はここをクラスターに指定していないが)、最初の患者が中国人だったり、このところ道内に中国韓国系の旅行者が激増してきたことに因るのでないかと思ってはいた。
専門家委員会は否定的であるが、沖縄に少なく北海道に多く大地が緩んできたら減少傾向にあるのも、インフルエンザの仲間としてみるべきであろう。田舎は追跡が容易であるし、人口密度も低く感染の拡大はへき地では少なくなってくることだろう。
東京都が昨日17名の感染者が確認され、北海道を抜いてついにトップに躍り出た。感染源が不明の感染者が増えたのが特徴的であるが、PCR検査を積極的にやらないからである。今後これまで以上に感染源が不明の感染者が増えるであろう。最悪のパターンすら予測される。
都の職員は、「検査が進んでいるので、一定程度感染者が増えている」と弁明ともいえる発言している。つまり、検査をしなければ感染者は町中を歩き回るということである。80%の軽症者を見逃すことを止めるには、PCR検査の精度を論議している場合ではなく、積極的PCR検査をするべきなのである。経度感染者を先んじて摘発することが求められる。
このままでは、都会で孤発例が間断なく続くことになる。昨日の小池知事の会見で、ロックアウトだのオーバーシューティングなどの言葉がでたが、真剣に事態を憂慮する技術屋が与えたのであろう。それでも緊迫感はない。
日本は楽観論が支配的である。楽観論を支えているのが、緩慢なPCR検査体制である。保健適用を認めておきながら、相も変わらず不要論が支配的で感染者が少なく、医療体制がすぐれているので死亡率が極めて低い。そのことが楽観論を生むのであるが、東京都と武漢市は人口はほぼ変わりないが、日本の社会体制ではロックアウトなど不可能である。このままでは少数でも孤発例が間断なく出る可能性が高いが、オリンピック開催どころか、観光客や経済活動は停滞したままになる。
今からでも遅くはない、PCR検査を積極的に行い、そのことで例え一時的に感染者が増えることになっても、正常な東京をを取り戻すべきである。
検査できる数が圧倒的に少ないことです。
仮に、1日5万人検査できたとして、100万人検査するのに20日かかります。
東京だけでも1000万人いるわけですから、検査するのに単純計算で200日もかかってしまいます。
意味がない検査ですね。
10分から40分位で結果が出るシステムが開発されたと聞きますが、4月や5月に出てくるとは思えないので、他国のように外出禁止令しかないと思います。
今回も41名陽性者がでましたが、PCR検査を受けたのがたった80名ですよ。陽性率が半分ということは異常です。疑わしい人しか検査しないシステムがおかしいと思いませんか。ドイツは日本の3倍の検査をしています。日本の半分の人口で、期間が7割程度でしょうかね。
日本は明らかに、陽性者が増えるのを抑えているのです。
このウイルスに感染した人は、80%が軽度で気が付かないのです。街に金をばら撒くその人たちを見つけることが必要です。
今はPCR検査しかありません。感度をげることは、症例が増えたのでDNAの検討など今ならできるはずですが、そうした動きがどうも見られない。
> なんでそんなに検査しなければならないのでしょうか?
と言いながら
> このウイルスに感染した人は、80%が軽度で気が付かないのです。街に金をばら撒くその人たちを見つけることが必要です。
と言う。矛盾してますよ。
どうやって探すのですか?
軽症の人で受診する人は少ないでしょうし、無症状の人は受診する理由がありません。
という事は、全員検査しか無いでしょう。
でも、全員検査は不可能です。
これを踏まえて、現在の状況では、外出禁止しかありません。
ららさん返答ありがとうございます。
和歌山方式は良いと思います。
ただ、これは感染者が少なく、感染経路がわかっている場合には有効だと思いますが、現在のように感染経路がわからない人が多くいる場合にはできないのではないでしょうか。
和歌山についてですが、感染者が少ないのではなく、初期対策が有効ったので少なくなく抑えられているということで、これを参考にするべきです。
初期対応が徹底すれば、経路も感染者も対応できるということです。