どうも緊急事態法の地ならしをやっているように思えてならない、新型コロナウイルスの政府の対応である。
3600人もの収容するる所がないから、全員をクルーズ船にとどめ置いたのが間違いである。国から見ると隔離は出来ても船内感染の可能性を高める結果になっている。我々も数百頭の牛の対応をした経験がある。治療するのが先決であるが、感染リスクを減らすためには、何はともあれ減らすことである。
本来であれば、飛沫伝搬んであるから、まずは密度を下げることである。何か理由をつけて、例えば80歳以上は有無を言わせず下船させるか、常備薬の必要な人などを、できれば3割程度を間引くように、共同の空間から減らすことである。
そして、多分報道を見ていると同じ部屋にずっと置いていた感がある。隣通しの部屋は必ず空けた状態にする。均等間隔で部屋をまばらに埋めるなどをして、接触はともかく飛沫感染のリスクを減らす。五月雨的に空間を広げることである。
PCR検査を初期の段階でやるべきであった。能力がないとか言っていたが、後程民間協力が得られれば可能だったことも解っている。その上で隔離者の配置を再検討すべきであった。漸次何でもいいから理由を付けて、下船させて感染リスクを減らす基本作業などをWHOから指摘されている。
アメリカとカナダはチャーター機で引き取っても、自国で14日間隔離している。日本は自宅に戻しているが、アメリカカナダは日本の対応を信じていないのである。
世界は一斉にクルーズ船の対応を非難している。真剣に対応しているようには見えない。まるで緊急事態法が必要だという地ならしのように思えてならない。乗船客はいい晒しものである。世界は武漢に次ぐ発生源とまで言っている。
国立感染予防研究所の予算をこの10年で半額の20億円まで減額させたり、人獣共通感染症対先と称した加計学園へ60億円も投資しておきながら、結果何もやっていないなど、目に余る無策の結果ともいえる。
とにかく安倍晋三は国民目線などどこにもない。上の図はカメラが捉えた安倍晋三の言行である。下を見て原稿を読むばかりである。こんな大きな字で、「国民」という小学校低学年で学ぶ感じである。赤い字で囲ってカナを振ってもらっている。これで野党に突っ込まれなくて済むと思っているのだろうか。対策会議に5分顔出して、メディアのトップと可食を重ねる。国家の最高権力者がこんな程度だから、ウイルス対策もこの程度である。
でもあべさんは小学生でも読み書きできる漢字にルビですか。これでは本なんて読めないじゃないですか。学校の授業にだってついていけなかったでしょうに。私たちはこんな人を頂点に据えていたんですか。
第一、この程度の内容なら原稿なんていらないんじゃないですか。こんな普通以下の人に正論をはいても通じないわけですよね。天下の東大出がそういう人物に忖度。狂っている。
国連の演説原稿には、ここで水のむとか顔を上げて見渡す、などと書かれています。
哀れなもんです。
アベ・アソウは金持ちのぼんぼんだし、権力が好きだ。似非苦労人のスガも権力が好きだ。権力が好きな者の第一の欲求は、他人を自分より下に置くことだ。
だからアベ・アソウ・スガが、庶民や貧しい人たちのために働こうとするわけが無い。国民の健康で幸福な生活など目標にはない。彼らは自分たちの権力を維持するためにのみ権力を行使しているのだ。
事あるごとに自分の命は自分で守れと言い続ける国がここに有ることがほんとうに恐ろしい。
PCR検査の実施能力をある様に見せかけて実際には検査を拒み新型コロナウィルス感染者を少なく見積もる態度の先にあるものは経済の破綻とオリンピックの中止を恐れる姿があるだけだ。
安倍晋三には国民を守る気持ちなどは全くない狂気の持ち主。