scratch3.0

8月にリリースされた、スクラッチ3.0のベータ版
みんなもう遊んでみましたか?

ワクワクする機能が追加されているので
紹介したいと思います!


↓↓続きを読む↓↓ をご覧ください 
 

Scratch3.0をあそびつくそう!



まずはスクラッチ公式サイトにアクセスすると
トップページに3.0へのリンクが出てきます。
「Try it !」のボタンをクリックしましょう。
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★IEなどのブラウザでは開けません
「Chrome」や「Edge」などで試してみましょう。



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ベータ版へ飛ぶと、こんなウインドウがでます。
「試す!」をクリックすると3.0エディタが使えるようになります。

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ステージとコードが2.0と3.0では逆になっているので
2.0でなれているひとは、はじめちょっと使いづらい!と思いますが
これはなれるしかないです。
3.0はタブレットでも操作できるようになってます

ボイチェン機能が追加!

音タブを開いてみよう

コード・コスチューム・音のタブが左に移動しています。
音タブを開いてみましょう。

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音の追加は、左下のスピーカーアイコンにマウスを近づけます。
マウスがふれると4つのアイコンが出てきます。

いままでのように「アップロード」や「マイクで録音」も可能

「サプライズ」はライブラリの中からランダムで音が追加されますが
今のところあんまりつかわないかな?というかんじです。

エフェクトがつけられる!

音の編集画面も変わっています。
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「エコー」や「ロボット」が追加されています。


こんなかんじでエフェクトがつけられます。

自分の声を使うのがちょっと恥ずかしいな…
という人でもロボットでボイチェンすれば大丈夫!

音やコスチュームが保存できなくなった?

あとから変わるのかな?と思いますが
現在3.0ベータでは「音やコスチュームの書き出し」ができなくなっています。

でもスプライトは保存できるので
保存したsprite3ファイルをzipにすれば音もコスチュームも取り出すことができます。

カラーピッカーがパワーアップ

調べるブロックのカラーピッカー

<■色に触れた>のブロック
3.0ではこのようになっています。

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一番下の「スポイトマーク」をクリックすると…

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「虫めがね」みたいに拡大してくれます。
今まではちいさい部分を選ぶのがむずかしかったので
これは嬉しい変更点ですね。

ただ「ステージ上」からしか色がとれなくなっています。
(今まではウインドウの色とかもえらべた)

コスチューム編集のときのカラーピッカー

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こちらもほとんど同じです。
色を作るのもカンタンになっています。
パレットが無くなっていて、HSV形式でダイレクトに選べます。

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グラデーションも健在です。

色選択ウィンドウの上側にある4つのしかく
ここから「ベタ塗り」「左右グラデ」「上下グラデ」「中央グラデ」が選べます。
今まで通り「透明のグラデ」も作れます。


google翻訳ができる!

いろんな国の人に見てもらえる!

わたしのイチオシの機能が「google翻訳」機能です。
拡張機能からついかすることができます。

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左下の「拡張機能」ボタンをクリックします。


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するとこんな感じで機能を追加することができます。
「音楽」「ペン」「ビデオ」などは今までの2.0と同じですね。

ここで「google翻訳」を選びましょう。

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すると「カテゴリ」の一番下に
「google翻訳」が現れます。

ためしに「言う」ブロックと合体させてみると上のような感じになります。

変数やリストが使える

このブロックのすばらしい所は、変数やリストがつかえるところです。

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たとえば「言語」変数のなかに「英語」といれたものを
翻訳ブロックと組み合わせると…

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ちゃんと英語でしゃべりました!!
カンタンな単語ならほとんどタイムラグなく話してくれます。

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リストをそのままつっこむこともできます。


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この場合は、1行で話すことになります。
分けたい時は「リストの何番目」ブロックを使うイメージになりますね。

翻訳する文字数が多いとラグいですが
いったん翻訳したものはキャッシュされているようで速くなるので
はじめにまとめて翻訳→細かく使っていく
みたいな感じになるかと思います。

なんにせよ、いろんな言語に翻訳してくれるので
ぜひグローバルなプロジェクトを目指してください!


ベクター編集しやすい

方向線がでるようになった

いままでは新しいコスチュームを追加すると
「ビットマップ」編集画面になっていたのですが
あたらしいスクラッチは「ベクター編集」が最初に出てきます。
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 2.0ではけっこうベクター編集がしづらかったのですが
3.0ではアンカーポイントがちゃんと動かせるのと
アンカーポイントから方向線がでるようになっています!!

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アンカーポイントをとがらせるボタンもついています。
「Delete」で削除や「Shift」押しながらで正円やまっすぐな線が引けるなど
かなりユーザーに仲良しな設定になっています。

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アンカーポイントと方向線がちゃんと使えるから
ハートもきれいに描ける…


あとはCtrl+Zが効くともっといいんですが… もとにもどすボタンで戻します。
もしかしたら今後のアプデで変わってくるかもしれませんね。


今後さらにブラッシュアップされていく

きになるところはどんどん発信しよう

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「意見を送る」ボタンを押すとディスカッションフォーラムに飛ばされます。
もし「こうしてほしい」「こういうバグがでた」みたいな意見がありましたら
ここで発言をすれば見てもらえるかもしれません。


基本英語ですが、さっきの「google翻訳」した要望を
リストにいれてコピーすれば…いいかもしれないですね?

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みなさんも3.0の楽しい機能をつかって
あたらしいゲームやプロジェクトを
考えてみて下さいね!