2020年11月20日
谷川岳馬蹄形縦走リベンジ・・・のはずが半周でリタイヤ
11月13日(金)~11月15日(日)
3年前に真っ白で何も見えなかった谷川岳馬蹄形縦走、いつか晴れの日にリベンジしようと思っていたんですよね。
ちょうどこの週末は2日間とも晴れ予報。
今度こそはとチャレンジして来ましたよ。
はたしてどうなったんでしょうか。
ちなみに3年前はこんな感じでした。
3年前の真っ白だったレポはコチラから
11月13日(金)
金曜日の夜21時30分に自宅を出発。
この手のハードな山行になると、なかなか人を誘いずらくて今回はソロ登山です。
東松山インターまで下道を走って、高速料金が安くなる24時過ぎに水上インターを出て、24時30分に土合橋そばの無料駐車場に到着しました。
一杯飲んだらおやすみなさい。
11月14日(土)
朝5時起床。
この時期、5時だと真っ暗なんですよね。
ゆっくりと準備をして6時前に出発です。
今回は荷物の軽量化に取り組んでみましたよ。
いつもバカみたいに重たいザックを担いでいますからね。
軽量化のために今回買ったのは、モンベルのザック・バーサライトパック40です。
通常のザックの半分以下の重さで、なんと710gです。
ほとんど重さを感じません。
中身も工夫して、水3Lを持っても12.5kgとボクとしてはいつもより5kgくらいの減量。
あの米袋一つ分の減量ですからね。
持った感じが全然違います。
ヘッデンを点けてスタートです。
この橋を渡ったら、がっつり急登が始まります。
しばらく登ると右下に滝が見えました。
これはもしかして、2年前に沢登りした鼻毛の滝でしょうか。
あんなに大きかった滝も上から見るとずいぶん小さいですね。
ちなみに2年前の夏に登った鼻毛の滝はこんな感じでした。
さあ、太陽さんが顔を出しましたよ。
晴れ予報で青空も見えてますが、お天気どうでしょうね。
まず目指すのは白毛門の山頂です。
上部は岩だらけで多少てこずります。
急登がずーっと続くので、あっという間に高度を稼ぎますね。
振り返ると、なかなかの高度感。
さあ、白毛門の山頂が見えましたよ。
青空が見えてはいるんですが、山頂付近の雲が気になります。
標高を上げると登山道にも雪が付いてきましたね。
でもアイゼンを使うほどではありません。
スタートから3時間ほど、白毛門の山頂に到着しました。
新潟方面はよく晴れているんですが・・・
肝心の谷川岳方面は雲の中で真っ白。
想定外だな。
山頂にいた方に写真を撮っていただきました。
さあ、ここからが本格的な馬蹄形縦走の始まりです。
谷川連峰の稜線をクルっと一周回ります。
お次のピークは笠ヶ岳。
心配していたけど、最近歩いたと思われる踏み跡もあり一安心です。
気持ちの良い稜線歩き・・・ですが思ったより雪が深いですね。
脛くらいまで雪に埋まります。
足跡をたどるので少しはマシですが、これは苦戦しそうだな。
ガスが晴れて笠ヶ岳(左)が見えました。
ガツっと急登を登って・・・
笠ヶ岳山頂に到着しました。
山頂で自撮りの記念撮影。
このまま晴れるといいんだけど。
山頂直下には小さな避難小屋があるんですよね。
いい時間なので避難小屋でランチタイムにします。
お気に入りのマルちゃん正麺豚骨味です。
今回は軽量化のため、大きな鍋も持ってこなかったので、袋麺は二つに折って入れます。
麺はちょっと短くなったけど、まあ別に問題は無かったな。
食事も終わったところで、今度は朝日岳を目指します。
あれ?
足跡が無い・・・ 足跡の主はどうやらここで引き返しちゃったんですね。
まずいなぁ
雪質は、一度降った雪の表面が融けて再度固まった感じで、ラッセルというよりは残雪期の踏み抜き地獄といった感じ。
ラッセルよりはましですが、地味に疲れます。
アップダウンとズボズボがエンドレスに続きます。
長いな~
この山域、本日はどうやらボク一人みたいです。
人の気配はまったくありません。
静かで良いっちゃ良いんですけどね。
稜線を外さなければ迷うことはないんですが、雪にやられてとにかく前に進まない。
しかもアップダウンが結構きつい。
ひーひー言ってたら、急にガスが晴れましたよ。
神様のご褒美でしょうか。
谷川岳方面の眺望がやっと現れました。
これが見たかったんですよ!
歩いてきたギザギザの稜線を振り返ります。
前回は雨まで降っていたので、ひたすら歩いたという以外まったく記憶にありませんがこんなだったんですね。
やっと朝日岳山頂に到着しました。
いやぁ疲れた。
それにしても前回もですが、朝日岳山頂はガスの中。
まったく何も見えません。
この山とは相性悪いな。
でかいエビの尻尾ができた看板前で記念撮影。
ここは風の通り道なんでしょうね。
それより、山頂付近は尾根になっていないうえに真っ白でどっちの方向に進むのか全く分かりません。
ヤバイヤバイ
一歩間違えると遭難だぞ。
久しぶりに緊張、何度もスマホのGPSで確認しながら方向を確認。
やっとガスが晴れてきましたね。
相変わらずズボズボと埋まりながらヒーヒー歩いていますが、景色が見えるだけで元気が出てきます。
おー!
これから歩く稜線がクッキリ。
尾根上はこんな感じ。
小動物の足跡がたくさん。
そこをズボズボ埋まりながら歩きます。
標識がありました。
これがあの冬季限定の巻機山への分岐か!
先日巻機山に登った時に歩いてみたいと言った稜線はここからがスタートです。
ちょっと寄り道して稜線を見に行ってみましょう。
しばらく歩くと見えましたよ、巻機への稜線が。
やっぱり歩いてみたいなぁ
さあ、先を急ぎましょう。
どう考えても蓬峠のテン場まで行ける時間じゃ無くなっちゃいましたが、せめて清水峠の避難小屋まで行かないとビバークすることになっちゃいます。
急ぐといってもズボズボでスピードは一向に上がりませんが。
それにしても、まだまだ長いな。
奥の斜面の下に豆粒のような小屋らしきものがやっと見えました。
あれ?誰かの踏み跡?
スキーか?
な訳無いですね。
よく見ると鹿さんの足跡でした。
でも、鹿の細い脚が地面まで踏んでいるので足跡をたどると少し楽に歩けます。
鹿さんに助けられるとは・・・
やばい! 日没だ。
暗くなる前に避難小屋に着かねば。
焦るけどちっとも足が前に出ません。
やっと小屋にたどり着きました!
ギリギリセーフ。
どうにか明るいうちに、清水峠の白崩避難小屋に到着しました。
6時に行動開始して、17時に行動終了。
11時間、ほとんど休みなく歩き続けました。
あー死んだ。
荷物を置いたらとりあえず自分にご褒美。
なまずの里さんからもらった缶チューハイで乾杯です。
あざーっす!
谷川岳もクッキリと見えますよ。
最高のご褒美です。
景色も見えたし、まあ何だかんだで良い一日でした。
当然ですが小屋は貸し切りでした。
さあ、まずは水作りしましょうか。
水場もあるらしいんですが、20分くらいかかるみたいで、もうそんなに歩く気力は残っていません。
雪ならその辺にたっぷりありますからね。
雪の時期は水の心配がないのが有難いですね。
今日はご飯を炊きますよ。
軽量化にはアルファ米なんでしょうけど、高いし美味くないですからね。
生米炊くのが一番。
カレーはフリーズドライにして軽量化。
アマノフーズの畑のカレーです。
さすがアマノフーズのフリーズドライは本当に良くできています。
お湯を注ぐだけで本格野菜がいっぱいのカレーの出来上がりです。
さあ、ご飯を食べたらチビリチビリと焼酎を。
お酒だけは軽量化せず、焼酎も500ml持ってきましたからね。
飲んでるうちに眠くなって、おやすみなさい。
11月15日(日)
あ~よく寝た。
どっちみち今回は馬蹄形縦走はコンプリート出来ないのでエスケープルートを帰ることにします。
ということで急ぐ必要はありません。
ゆっくりと準備をします。
今日も天気は良さそうですね。
谷川岳に朝日が当たり始めました。
米1合食べきれなかったので、あまったご飯とカレーに水を足して雑炊の朝食。
クッカーもキレイになって一石二鳥でした。
朝7時、準備をしたらさあ行きましょうか。
小屋の隣にはJRの立派な小屋が。
こっちの小屋とは大違いですが、まあ無料だから仕方ないか。
谷川連峰にも本格的に日が当たってきました。
それにしても深い山ですね。
このまま土合まで下るルートもあるんですが、せっかくだから蓬峠まで稜線を歩いて景色を楽しんでから下ることにしましょう。
右手に昨日から見えていた特徴的な山、山座同定してみたら、上州のマッターホルン太源太山でした。
先日巻機山から見えたあのトンガリです。
見る方向で、ずいぶん印象が違う山ですね。
今日は朝早いからか雪が締まっていて、踏み抜きません。
快適、快適。
状況でこんなに違うんですね。
この分岐を右に行くと、太源太山に行けるようです。
ちょっと右に曲がってみましょう。
見えた!
標高の関係で見下ろす感じですが、これが太源太山です。
意外と近いですね。
一度登りたいな。
前方に七ツ小屋山が見えました。
本日の稜線歩き、唯一の名のあるピークです。
七ツ小屋山山頂で記念撮影。
暑いので上はシャツ1枚になりました。
さあ、まだまだ延々と続く稜線歩き。
雪が融け始めたのか、昨日ほどじゃないけど踏み抜きが始まりました。
出発から2時間30分、こんなに長かったかな・・・と思う頃やっと蓬峠に到着しました。
本当ならここまで来てテン泊するはずだったんだよな。
蓬ヒュッテ、今年は営業していないとは聞いていましたが、冬期避難小屋にもならず閉鎖されていました。
蓬ヒュッテのちょい先に、土合方面に下るルートと馬蹄形縦走で茂倉岳に登るルートとの分岐がありました。
本当は右に行きたかったんだけどな。
昨日もコースタイムの倍近くかかっているので、左からエスケープして土合に戻ります。
なだらかな下り坂をゆっくりと下ります。
途中、一部崩落したりもしていましたが、無事清水峠から下る道に合流。
清水峠への道は、昔は車も通ったという道なんですよね。
さすがに今は見る影もありませんが。
途中、避難小屋がありました。
一の倉沢から清水峠への道は、通行止めだそうです。
途中が崩れているようです。
ということで左に折れて新道へ。
雪が段々少なくなり・・・
湯檜曽川の手前でついに雪がなくなりました。
ほっと一息。
もう踏み抜くことはありません。
川沿いのフラットな道を延々と歩き・・・
途中で、川が見える眺めの良い場所でマルちゃん正麺いただきました。
JR見張小屋を通過。
ここから先はママともお散歩したことがあるハイキングコースです。
またまた延々と川沿いを歩いて、土合橋まで戻ってきました。
今回の登山終了です。
まさかこの時期にこれほどの積雪があると思わず、半周でリタイアすることになってしまいました。
でも、考えてみれば半周ぐらいで日程的には丁度良いかも。
次回は残り半周を天気の良い日にやるとしましょう。
今回のログです。
歩くペース1.2〜1.3(ゆっくり)・・・ゆっくりじゃねえぞ、必死に歩いてこれだ!
3年前に真っ白で何も見えなかった谷川岳馬蹄形縦走、いつか晴れの日にリベンジしようと思っていたんですよね。
ちょうどこの週末は2日間とも晴れ予報。
今度こそはとチャレンジして来ましたよ。
はたしてどうなったんでしょうか。
ちなみに3年前はこんな感じでした。
3年前の真っ白だったレポはコチラから
11月13日(金)
金曜日の夜21時30分に自宅を出発。
この手のハードな山行になると、なかなか人を誘いずらくて今回はソロ登山です。
東松山インターまで下道を走って、高速料金が安くなる24時過ぎに水上インターを出て、24時30分に土合橋そばの無料駐車場に到着しました。
一杯飲んだらおやすみなさい。
11月14日(土)
朝5時起床。
この時期、5時だと真っ暗なんですよね。
ゆっくりと準備をして6時前に出発です。
今回は荷物の軽量化に取り組んでみましたよ。
いつもバカみたいに重たいザックを担いでいますからね。
軽量化のために今回買ったのは、モンベルのザック・バーサライトパック40です。
通常のザックの半分以下の重さで、なんと710gです。
ほとんど重さを感じません。
中身も工夫して、水3Lを持っても12.5kgとボクとしてはいつもより5kgくらいの減量。
あの米袋一つ分の減量ですからね。
持った感じが全然違います。
ヘッデンを点けてスタートです。
この橋を渡ったら、がっつり急登が始まります。
しばらく登ると右下に滝が見えました。
これはもしかして、2年前に沢登りした鼻毛の滝でしょうか。
あんなに大きかった滝も上から見るとずいぶん小さいですね。
ちなみに2年前の夏に登った鼻毛の滝はこんな感じでした。
さあ、太陽さんが顔を出しましたよ。
晴れ予報で青空も見えてますが、お天気どうでしょうね。
まず目指すのは白毛門の山頂です。
上部は岩だらけで多少てこずります。
急登がずーっと続くので、あっという間に高度を稼ぎますね。
振り返ると、なかなかの高度感。
さあ、白毛門の山頂が見えましたよ。
青空が見えてはいるんですが、山頂付近の雲が気になります。
標高を上げると登山道にも雪が付いてきましたね。
でもアイゼンを使うほどではありません。
スタートから3時間ほど、白毛門の山頂に到着しました。
新潟方面はよく晴れているんですが・・・
肝心の谷川岳方面は雲の中で真っ白。
想定外だな。
山頂にいた方に写真を撮っていただきました。
さあ、ここからが本格的な馬蹄形縦走の始まりです。
谷川連峰の稜線をクルっと一周回ります。
お次のピークは笠ヶ岳。
心配していたけど、最近歩いたと思われる踏み跡もあり一安心です。
気持ちの良い稜線歩き・・・ですが思ったより雪が深いですね。
脛くらいまで雪に埋まります。
足跡をたどるので少しはマシですが、これは苦戦しそうだな。
ガスが晴れて笠ヶ岳(左)が見えました。
ガツっと急登を登って・・・
笠ヶ岳山頂に到着しました。
山頂で自撮りの記念撮影。
このまま晴れるといいんだけど。
山頂直下には小さな避難小屋があるんですよね。
いい時間なので避難小屋でランチタイムにします。
お気に入りのマルちゃん正麺豚骨味です。
今回は軽量化のため、大きな鍋も持ってこなかったので、袋麺は二つに折って入れます。
麺はちょっと短くなったけど、まあ別に問題は無かったな。
食事も終わったところで、今度は朝日岳を目指します。
あれ?
足跡が無い・・・ 足跡の主はどうやらここで引き返しちゃったんですね。
まずいなぁ
雪質は、一度降った雪の表面が融けて再度固まった感じで、ラッセルというよりは残雪期の踏み抜き地獄といった感じ。
ラッセルよりはましですが、地味に疲れます。
アップダウンとズボズボがエンドレスに続きます。
長いな~
この山域、本日はどうやらボク一人みたいです。
人の気配はまったくありません。
静かで良いっちゃ良いんですけどね。
稜線を外さなければ迷うことはないんですが、雪にやられてとにかく前に進まない。
しかもアップダウンが結構きつい。
ひーひー言ってたら、急にガスが晴れましたよ。
神様のご褒美でしょうか。
谷川岳方面の眺望がやっと現れました。
これが見たかったんですよ!
歩いてきたギザギザの稜線を振り返ります。
前回は雨まで降っていたので、ひたすら歩いたという以外まったく記憶にありませんがこんなだったんですね。
やっと朝日岳山頂に到着しました。
いやぁ疲れた。
それにしても前回もですが、朝日岳山頂はガスの中。
まったく何も見えません。
この山とは相性悪いな。
でかいエビの尻尾ができた看板前で記念撮影。
ここは風の通り道なんでしょうね。
それより、山頂付近は尾根になっていないうえに真っ白でどっちの方向に進むのか全く分かりません。
ヤバイヤバイ
一歩間違えると遭難だぞ。
久しぶりに緊張、何度もスマホのGPSで確認しながら方向を確認。
やっとガスが晴れてきましたね。
相変わらずズボズボと埋まりながらヒーヒー歩いていますが、景色が見えるだけで元気が出てきます。
おー!
これから歩く稜線がクッキリ。
尾根上はこんな感じ。
小動物の足跡がたくさん。
そこをズボズボ埋まりながら歩きます。
標識がありました。
これがあの冬季限定の巻機山への分岐か!
先日巻機山に登った時に歩いてみたいと言った稜線はここからがスタートです。
ちょっと寄り道して稜線を見に行ってみましょう。
しばらく歩くと見えましたよ、巻機への稜線が。
やっぱり歩いてみたいなぁ
さあ、先を急ぎましょう。
どう考えても蓬峠のテン場まで行ける時間じゃ無くなっちゃいましたが、せめて清水峠の避難小屋まで行かないとビバークすることになっちゃいます。
急ぐといってもズボズボでスピードは一向に上がりませんが。
それにしても、まだまだ長いな。
奥の斜面の下に豆粒のような小屋らしきものがやっと見えました。
あれ?誰かの踏み跡?
スキーか?
な訳無いですね。
よく見ると鹿さんの足跡でした。
でも、鹿の細い脚が地面まで踏んでいるので足跡をたどると少し楽に歩けます。
鹿さんに助けられるとは・・・
やばい! 日没だ。
暗くなる前に避難小屋に着かねば。
焦るけどちっとも足が前に出ません。
やっと小屋にたどり着きました!
ギリギリセーフ。
どうにか明るいうちに、清水峠の白崩避難小屋に到着しました。
6時に行動開始して、17時に行動終了。
11時間、ほとんど休みなく歩き続けました。
あー死んだ。
荷物を置いたらとりあえず自分にご褒美。
なまずの里さんからもらった缶チューハイで乾杯です。
あざーっす!
谷川岳もクッキリと見えますよ。
最高のご褒美です。
景色も見えたし、まあ何だかんだで良い一日でした。
当然ですが小屋は貸し切りでした。
さあ、まずは水作りしましょうか。
水場もあるらしいんですが、20分くらいかかるみたいで、もうそんなに歩く気力は残っていません。
雪ならその辺にたっぷりありますからね。
雪の時期は水の心配がないのが有難いですね。
今日はご飯を炊きますよ。
軽量化にはアルファ米なんでしょうけど、高いし美味くないですからね。
生米炊くのが一番。
カレーはフリーズドライにして軽量化。
アマノフーズの畑のカレーです。
さすがアマノフーズのフリーズドライは本当に良くできています。
お湯を注ぐだけで本格野菜がいっぱいのカレーの出来上がりです。
さあ、ご飯を食べたらチビリチビリと焼酎を。
お酒だけは軽量化せず、焼酎も500ml持ってきましたからね。
飲んでるうちに眠くなって、おやすみなさい。
11月15日(日)
あ~よく寝た。
どっちみち今回は馬蹄形縦走はコンプリート出来ないのでエスケープルートを帰ることにします。
ということで急ぐ必要はありません。
ゆっくりと準備をします。
今日も天気は良さそうですね。
谷川岳に朝日が当たり始めました。
米1合食べきれなかったので、あまったご飯とカレーに水を足して雑炊の朝食。
クッカーもキレイになって一石二鳥でした。
朝7時、準備をしたらさあ行きましょうか。
小屋の隣にはJRの立派な小屋が。
こっちの小屋とは大違いですが、まあ無料だから仕方ないか。
谷川連峰にも本格的に日が当たってきました。
それにしても深い山ですね。
このまま土合まで下るルートもあるんですが、せっかくだから蓬峠まで稜線を歩いて景色を楽しんでから下ることにしましょう。
右手に昨日から見えていた特徴的な山、山座同定してみたら、上州のマッターホルン太源太山でした。
先日巻機山から見えたあのトンガリです。
見る方向で、ずいぶん印象が違う山ですね。
今日は朝早いからか雪が締まっていて、踏み抜きません。
快適、快適。
状況でこんなに違うんですね。
この分岐を右に行くと、太源太山に行けるようです。
ちょっと右に曲がってみましょう。
見えた!
標高の関係で見下ろす感じですが、これが太源太山です。
意外と近いですね。
一度登りたいな。
前方に七ツ小屋山が見えました。
本日の稜線歩き、唯一の名のあるピークです。
七ツ小屋山山頂で記念撮影。
暑いので上はシャツ1枚になりました。
さあ、まだまだ延々と続く稜線歩き。
雪が融け始めたのか、昨日ほどじゃないけど踏み抜きが始まりました。
出発から2時間30分、こんなに長かったかな・・・と思う頃やっと蓬峠に到着しました。
本当ならここまで来てテン泊するはずだったんだよな。
蓬ヒュッテ、今年は営業していないとは聞いていましたが、冬期避難小屋にもならず閉鎖されていました。
蓬ヒュッテのちょい先に、土合方面に下るルートと馬蹄形縦走で茂倉岳に登るルートとの分岐がありました。
本当は右に行きたかったんだけどな。
昨日もコースタイムの倍近くかかっているので、左からエスケープして土合に戻ります。
なだらかな下り坂をゆっくりと下ります。
途中、一部崩落したりもしていましたが、無事清水峠から下る道に合流。
清水峠への道は、昔は車も通ったという道なんですよね。
さすがに今は見る影もありませんが。
途中、避難小屋がありました。
一の倉沢から清水峠への道は、通行止めだそうです。
途中が崩れているようです。
ということで左に折れて新道へ。
雪が段々少なくなり・・・
湯檜曽川の手前でついに雪がなくなりました。
ほっと一息。
もう踏み抜くことはありません。
川沿いのフラットな道を延々と歩き・・・
途中で、川が見える眺めの良い場所でマルちゃん正麺いただきました。
JR見張小屋を通過。
ここから先はママともお散歩したことがあるハイキングコースです。
またまた延々と川沿いを歩いて、土合橋まで戻ってきました。
今回の登山終了です。
まさかこの時期にこれほどの積雪があると思わず、半周でリタイアすることになってしまいました。
でも、考えてみれば半周ぐらいで日程的には丁度良いかも。
次回は残り半周を天気の良い日にやるとしましょう。
今回のログです。
歩くペース1.2〜1.3(ゆっくり)・・・ゆっくりじゃねえぞ、必死に歩いてこれだ!
この記事へのコメント
>歩くペース1.2〜1.3(ゆっくり)・・・ゆっくりじゃねえぞ、必死に歩いてこれだ!
お疲れ様です。よく頑張りました~(笑)
しかし、天気が良くて、歩き辛くなってしまうとは、
なかなか全てがうまくとは行かない物ですね。
あ、あと、チューハイをこんなところまで運んでくれたんですね。
チューハイ君もビックリしてますよ。
お疲れ様です。よく頑張りました~(笑)
しかし、天気が良くて、歩き辛くなってしまうとは、
なかなか全てがうまくとは行かない物ですね。
あ、あと、チューハイをこんなところまで運んでくれたんですね。
チューハイ君もビックリしてますよ。
Posted by なまずの里 at 2020年11月20日 18:11
なまずの里さん
ヤマレコというアプリにログを入れると、勝手に標準コースタイムに対してどのくらいのペースで歩いたのか表示されるんです。
「ゆっくり」って言われるとね(笑)
チューハイ君美味しくいただきましたよ。
ご馳走様でした。
ヤマレコというアプリにログを入れると、勝手に標準コースタイムに対してどのくらいのペースで歩いたのか表示されるんです。
「ゆっくり」って言われるとね(笑)
チューハイ君美味しくいただきましたよ。
ご馳走様でした。
Posted by そーしん at 2020年11月21日 06:54