2019年10月22日火曜日

遥かなるロシア 「ボルジノの秋」Outumun in Bordino




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秋も深まってきたシアトルの小さな黄金の秋から、ロシアの大きな黄金の秋に思いをかせつついると、ロシアの ”黄金の秋” のなずけ親はプーシキンなのだとしりました。

なるほどね、詩人たちはロシアに限らず秋をこよなく愛しますね。


秋の日のヰ゛オロンのためいきの

身にしみてひたぶるにうら悲し。

鐘のおとに胸ふたぎ色かへて涙ぐむ

過ぎし日のおもひでや。

げにわれはうらぶれて

ここかしこさだめなくとび散らふ

落葉かな。

ヴェルレーヌ Paul Verlaine秋の詩、Chanson d'automne

秋になればふと口ずさむフランスの詩人ヴェルレーヌ。



ロシアの秋はつかの間の、儚く華やかな秋ですね。
さてこれがプーシキンの秋の詩。

わびしい季節よ! 魅惑の時よ! 

お前の別離の装いがわたしは嬉しい。

── 自然の豪華な凋落の秋、 あかねさし、黄金(こがね)なす林、 

木陰をわたるさわやかな風の息吹き、 波うつ霧を流す空、

雲間もるかよわき日差し、

そして初霜のおとずれに聞く いんいんたる灰色の冬のとどろき。

A lonely season! It's time to be beautiful! I'm glad you dressed nice. 
── Gorgeous fall,  golden forest, refreshing breeze blowing through the shade, 
the mist in the sky, the cloudy sunshine and the first frost Intimate gray winter roar.


Greeting from the small golden fall of Seattle, to the big golden fall of Russia, I found that  “Golden Fall” was named by Pushkin.
Indeed, poets in the world love autumn as well as Russia.

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