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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

上野千鶴子氏

2019-07-14 21:30:09 | 教育



>今年の東大入学式での上野千鶴子氏による祝辞が話題なった。
(略)
> 平成31年度東京大学学部入学式 祝辞(リンク)
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>あなた方を待ち受けているのは、これまでのセオリーが当てはまらない、予測不可能な未知の世界です。

そうですね。自分自身の考えの必要になる世界ですね。

>これまであなた方は正解のある知を求めてきました。

そうですね。現実の内容には、唯一の正解があります。それは、見ることができる。見ればわかる。考える必要はない。これは、楽ちんである。

>これからあなた方を待っているのは、正解のない問いに満ちた世界です。

そうですね。世界の探求ですね。謎だらけの世界ですね。

> 学内に多様性がなぜ必要かと言えば、新しい価値とはシステムとシステムのあいだ、異文化が摩擦するところに生まれるからです。

考えの内容は、人様々ですからね。人間の考えの多様性に着目しないと、文化摩擦も解決しませんね。

> 学内にとどまる必要はありません。

そうですね。学内は、井の中のようなものでしょう。大学生は、その井戸の蛙たちですね。

> 東大には海外留学や国際交流、国内の地域課題の解決に関わる活動をサポートする仕組みもあります。> 未知を求めて、よその世界にも飛び出してください。> 異文化を怖れる必要はありません。> 人間が生きているところでなら、どこでも生きていけます。

そうですね。序列社会以外の社会の生活経験が日本人にはきっと役立つでしょう。

>あなた方には、東大ブランドがまったく通用しない世界でも、どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。

そうですね。序列社会の中では、東大ブランドが通用しますが、序列の価値の本質を考えてみれば、全てが空しくなりますね。序列社会が特殊な社会であることを知るだけでも、海外生活は価値があります。
日本語には、階称 (言葉遣い) というものがあります。’上と見るか・下と見るか’ の判断は、日本語を話すときは片時も疎かにすることができません。それで、’人を見損なってはいけない’ という想いは、我々の脅迫観念の域に達していて、気疲れがします。世俗の人間序列に対する価値観は、わが国の国境を超えて通用することはないですから、文化摩擦の種になります。価値観の違いを実感してください。

> 大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。

そうですね。大学の価値は、詰め込み教育ではないですね。非現実 (考え) の内容を現実の世界で実現できれば、それは創造力を発揮したことになります。

> 知を生み出す知を、メタ知識といいます。>そのメタ知識を学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。

そうですね。まず、非現実 (考え) の内容を文章にすることから始めないといけませんね。
英文法には、時制 (tense) というものがあります。時制のある文章は、それぞれ独立した非現実の三世界 (過去・現在・未来) を表すことができます。ですから、過去の世界、現在の世界、未来の世界の内容をそれぞれに限りなく展開することが可能です。これは、世界観 (world view) と呼ばれるものです。その内容は、各人が自力で作り上げて空白を埋めます。各人に哲学が必要です。Everyone needs a philosophy. 各人で、その内容は違っていますから、考えは個性的になります。個人主義が必要な理由になります。全ての考えは、文章になる。文章にならないものは、考えではない。自己の考え (非現実) に基づいて現実の内容を批判すれば、英米人は批判精神の持ち主になります。
だが、日本人には、批判精神がない。日本語の文法には、時制というものがないから、日本人の考え (非現実) の内容は、文章にはならない。だから、批判精神もない。これを無哲学・能天気の状態というのでしょう。
意思のあるところに、方法 (仕方) がある (Where there’s a will, there’s a way.) と言われていますが、日本人には意思がない。意思は、未来時制の文章内容でありますが、日本語には時制がないから、日本人には意思がない。優柔不断・意志薄弱に見えます。この欠点を補おうとしてわが国では精神修養が提案されていますが、武芸の鍛錬により動作の機敏な人間は育成されますが、リーズン (理性・理由・適当) を備えた人間は生まれません。ですから、危険な間違った方向への鍛錬となりかねません。
どうか、在学中の四年間を退屈男・退屈女となって過ごさないでください。日本語と英語を良く学んで、文法における時制の大切さを理解してください。そして、自己の世界観とその内容を実現する意思を表現する技術を身に付けて実行に移してください。未来社会の建設に国際的に広く協力者を得て、力を発揮できると良いですね。

>ようこそ、東京大学へ。
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