本日で2000回目の更新になりました

2006年9月15日に初エントリーした拙ブログですが、おかげさまで今回2000回目の更新を迎えることができました。
実に12年と2か月ちょっと掛かったわけで、当初は「1年くらい続けられれば・・・」という「若気の至り」的なノリで始めたものの、更新を続けているうちに、実は想像以上に大変であることがわかりました。しかしながら、気づいてみれば2000回も更新していたわけです。
今後とも、拙ブログ「古紙蒐集雑記帖」をよろしくお願いいたします。


さて、2000回更新にちなみ、最近話題の東京メトロ2000系電車の走る路線、東京メトロ丸ノ内線の乗車券を御紹介いたしましょう。

   (東京メトロ2000系車両/東京メトロプレス写真より)


プレスリリースにもあるように、2000系電車は約30年ぶりに丸ノ内線に登場する新型車両で、現在運用されている営団(帝都高速度交通営団)時代に登場した02系の老朽化対策として来年2月から運行を開始し、平成33(2022)年度までに53編成318両が導入される予定となっています。


   (東京メトロ旧2000型車両/渋谷検車区隣接の路上より)


管理人の年代になると、東京メトロ(営団地下鉄)の2000という形式の車両ですとこのような電車を想像し、丸ノ内線に至っては方南町支線にも赤い2000型が走っていたのを記憶しているのですが、そろそろ平成が終わるという時代にもなってきていますので、「お年寄り」は頭を切り替えなければなりません・・・。
ちなみに写真の旧2000型ですが、側扉が高窓に交換されてはいますが、手前の車両(2051)は比較的原型を保った車両です。奥の2093はちょっと特殊な車両で、検査等により他の編成に欠車が出た際に組み込めるよう、貫通路に幌枠が付けられています。このような運用は両運転台の1900型で行われていましたが、片運の2000型でも少数派ながら存在していました。


さて、ここで話をきっぷの話に移しましょう。


   


これは、昭和29年1月に池袋~御茶ノ水間で部分開業した丸ノ内線が、昭和34年3月に新宿まで全線開通した際に発行された記念乗車券で、全通から4日目の昭和34年3月19日に大手町駅の出札口で通常の乗車券として発券されていたものです。当時の丸ノ内線は全線均一乗切制が採られており、大人20円、小児10円となっていました。
まだ券売機が無い時代、当時の営団地下鉄(現・東京メトロ)では硬券乗車券の他に千切り軟券の乗車券も通常発売しており、その時に使用された発行箇所名入りの日付印が捺印されています。発行箇所名は3文字までしかスペースが無いため、大手町駅は「大手」と略されています。最後の「(産)」は産経ビルの「産」で、産経ビル側の出札窓口であったことを示します。


   


こちらは小児用の券になります。
やはり昭和34年3月19日に購入したもので、これは新宿駅の東口出札口で発行されたものです。大人用と小児用の券のイラスト部分は同一ですが、券の部分のみが異なっています。


   


裏面です。
券番および循環番号しか印刷されておらず、イラスト側の券片には何も印刷されていません。


次回から2001回目更新として続けて更新して参りますので、今後とも拙ブログをよろしくお願いいたします。

                            古紙蒐集雑記帖 管理人  isaburou_shinpei


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 関西電力 トロ... 〇委 八千穂駅... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。