ご訪問ありがとうございます。
さて、前回の続きのお話を。
食事にも気をつかい、ウォーキングも続けていた母ですが
やはり腎臓の機能は改善しませんでした。
5月に入ってすぐ、母から
「これから透析を受けることになったよ。」
と、連絡が入りました。
母の声は気丈でした。
透析を受けることを、自分に許せたようです。
父もまた、これで母の身体が楽になるのならと、前向きに受け入れられたようでした。
「これからはパパが大変。毎回透析の日には病院に送り迎えしなきゃならないし、食事も気をつけなきゃいけないし・・・。」
身体が不自由な母に代わり、食事の世話もしてくれている父。
母を車に乗せるのだって、結構手間がかかります。
「パパに感謝だね。そして、現代の医療にも感謝だね。私は、どんなことがあっても、生きてくれているママに感謝してるよ。」
私がそう言うと、母は電話の向こうで泣いていました。
病気になるって、本人にとっては本当に辛いことです。
自分の身体が辛い。
家族に迷惑かけてしまうことが辛い。
家族だって、病気に苦しんでいる姿を見ているのが辛い。
でも、病気になることは、決して悪いことではない
・・・と、私は思うんです。
病気にも色々ありますが、特に生活習慣病にかかると
周囲が
「食生活が乱れていたから」
「運動不足だから」
「お酒の飲み過ぎだよ」
「タバコなんか吸うからだ」
なんて、言ったりします。
たしかに、そうかもしれない。
でも、病気をすることで気付かされるんです。
「もっと自分を大切にしよう」
って。
自分を甘やかしていたわけじゃない。
自分に厳しかったんです。
”こうでなくてはならない”
”こうあるべきだ”
自分の中の理想が高すぎて、
無意識に、自分で自分を傷つけていたんです。
本当は優しくしてほしかった。
本当は愛してほしかった。
癒やされない心をずっと抱えたまま過ごしてきたから
身体が悲鳴を上げるのだと思います。
これは、生活習慣病だけではなく、うつ病にもいえること。
「もっと自分をわかってほしい」
インナーチャイルドからのメッセージ
・・・かな。
私はうつ病と診断を受けて
どうすれば治るのか、
治さなければならない!
そう思っていました。
でも、カウセリングやヒーラーさんの個人セッションを受けたり、
うつ病を経験された方のエッセイを読んでいるうちに
私はワタシを理解できていなかったなぁ
って、反省しました。
今もまだ、理解に苦しんでいるところもありますが(笑)
少しづつ、気づけるようになったかなと思っています。
でも最近
「お前は肺がんと乳がんになる」
という呪いをかけられてしまい
苦しんでいます。
これは・・・
私の日頃の行いが悪いんでしょうねぇ(笑)
次回はこの呪いについて、考査してみましょうかね。
読んでくれてありがとう