この時期になると思い出す
私の父方の祖父が僧侶だったので
私が小学生の頃は
夏休み、里帰りに行くと
決まって「お茶とう」のお手伝いをした
お盆で沢山の檀家さんが来られるので
柄杓で水をかける代わりに
お茶とお香の入った小さなお参りセットを貸し出す
有料ではないんだけど、返す時に決まってお金が入っていた
ある年の夏に、お茶湯の手伝いをしていたら
腰の曲がったおばあさんが お茶湯参りの一式を借りに来た
一式は陶器や水などが入った四角い桶のような形で(名前わかりません^^;)
重いし火傷など危ないのでお墓まで持っていってあげた
お墓参りに来たのはおばあさん一人だけらしく
せっかくなので 墓を掃除したりお手伝いをして
最後に お経を唱えたりもした 笑
小学生なので 作法とかよく解らなかったけど
当時の私は純粋だったので 一心に手を合わせた
夏休みも終わり、秋ごろになって祖父にお寺に呼ばれた
その「おばあちゃん」が寺宛に手紙を書いてくれて話題になっていたようだ
その宛先がどうやら私だということがわかったらしい
この時期になると思い出す
それでは 今日も素敵な一日を(^^♪