過去に誰かが
言ってくれた言葉が
時を経て初めて
ストンと
腑に落ちることがある。
言われた当時は、
そういうもんなのかなぁ程度にしか
思っていなかったのに、
そして、その言葉自体を
すっかり忘れていたのに
何かの拍子に
ほんとうに
ふと、思い出して
あぁ、あの言葉って
こういう意味
だったんだなぁって
思い出したりして。
おもしろいなぁ。
たぶん、
言われた頃には
自分の理解がそこまで
及んでいなかったんだろうね。
でも、
それは長いこと
自分の中に残っていて
必要な時に
必要な言葉として
自分のもとへ降りてくる。
わたしは
そういう瞬間が好き。
そういう瞬間を
大切にしたいなぁと思う。
聞いた言葉をすぐに
鵜呑みにせず
そのままを愚直に
信じてしまうこともなく
わからないものは
わからないままにしておきたい。
でも、それが
自分にとって必要な言葉なら
どんなに時を経ても
きっと自然に思い出せる。
”自分にはそれだけの
時間が必要だった”
そういうことって
わたしには
よくあることだから。
だから焦らない。
記憶の扉が開くまで、
そっとしておこうと・・
そう思うんだ。
ゆっくり待とぅ・・
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