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北朝鮮の開城工業団地内に開設される南北共同連絡事務所の構成や運営について、南北が事実上合意に至ったことが分かった。

韓国政府当局者が18日明らかにした。署名などの手続きだけが残る状況という。

南北は今月中に開所することを目標に、開城工業団地内施設の改修工事を進め、連絡事務所の構成や開所後の運営について協議を続けていた。


所長については、韓国側は次官級にするもようだ。

連絡事務所の構成や運営に関する協議が終わったことを受け、南北は来週後半にも行われる開所式をどのように実施するかについて協議を始めた。

南北当局者が常駐する連絡事務所の開設は、4月27日に南北首脳が板門店宣言で発表したもので、政府当局者は「連絡事務所は板門店宣言履行の象徴的事業であるだけに、意味を持たせて実施するよう協議中」と説明した。

連絡事務所の運営に関連し、韓国政府は国連の対北朝鮮制裁の例外として認めるよう米国に要請しているが、まだ結論が出ていないという。


政府は連絡事務所で必要な電力について、国連制裁に抵触する可能性がある燃料の搬入を避けるために発電機を使用せず、韓国側から電力を供給する方針だ。

そのため開所前の試験運用が行われた14日から、韓国側の電力が供給されている。

政府では国連制裁の例外として認められない場合も、連絡事務所を開所する案も検討しているとされる。

引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00000057-yonh-kr


韓国では過日の南北合意は、既に韓国憲法に並ぶ不可侵性のある存在。

これを出したら水戸黄門の印籠のように『ハハッー』と承諾するしかなく、反対すれば『南北統一を阻止しようとする輩』と言われかねない。

韓国の目標はあくまで『南北統一』であって、『非核化ではない』。

『韓国主導の統一』でさえなく、韓国人が『韓国にキム・ジョンウンほどのじんぶつはいない』とか、『北の核は非核化せず残しておくべき』と言っているレベル。

なのでアメリカ・中国・南北の関係国の中で、非核化を最優先の絶対条件にしているのは、アメリカだけ。

中国は北朝鮮の同盟国だし、韓国は左派政権で北朝鮮の意思を優先、北は当然命綱の核は捨てたくない。

韓国は、今同盟国の顔色を見つつ、『どこまでなら殴られないか』とじりじりと北朝鮮への協力をして、アメリカが文句言ってこないならなし崩しに北への制裁を解きたい訳。

個人的には、非核化が進まずアメリカが譲歩しないなら、韓国はアメリカの同意なく、中国・北朝鮮と終戦協定に進むと思います。

この工業団地の再開についても、アメリカ国務省は何回も穏やかながら警告してるんですけど、韓国は自己の解釈で『問題ない。アメリカには信頼されてる』と言い続けるだけ。

アメリカが見咎めても、韓国に対して軍事オプションを取る事はまずないし、経済的な制裁で韓国経済が崩れたとしても、ムン・ジェインの北朝鮮第一主義にしたら大したことでもない。

先日、韓国の統一部が大統領府の許可を得ず、北と交渉していた事がバレて批判されましたが、韓国の統一部は日本で言えば立憲民主党や共産党のような極左の集まり。

北かアメリカかとなったら、最終的には北を取るのが今の韓国と思いますね。