千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。
先日の顧問先での定例会。
数か月前から計画していたある事案が、
外部環境の変化によって、計画通りに進まず、暗礁に乗り上げました。
変更案をいくつか検討するも
これらの変更案は、本当に実現可能ですか?
という疑問が残ります。
別の事情につき、この事案は3か月以内に片を付ける必要がある
そして、
この事案の成否による経済的損益は大きい
私が、そこの社長の立場ならば、疑問は不安に変わりますし、安心して眠れないかも・・・
一方、お客様からは
たぶん。いけるはず・・・
とのこと。
(うーん、超不安・・・)
この時点で、変更案に実現可能性がなければ、
別の案を考えなければならない。
しかし、あまり準備時間がとれない中。
よって、「たぶん」とか「はず」で済まされるシチュエーションではなく・・・
「変更案を進めるか否か」の判断を求められるるとき。
「変更案を進めるか否か」の判断のためには何が必要??
現状の不足量がどれくらいあるか?
そして、変更案によって、不足量をどれくらい埋めることができるのか?
少なくとも、この2つの数値が必要。
ということで、上記の2つについて、
1週間後までに見積もっていただくようお願いしました。
1週間後、見積もりが届く。
当初の変更案のうちプランAであれば、90%はOK(残り10%は微調整が必要。)
一方のプランBは、ちょっと無理。
数値化の結果として、
「たぶん」とか「はず」ではなく、
プランBがNG
そして、
プランAについては、残り10%の微調整で済む
ことがわかりました。
また、残り10%の微調整については、いくつか方法があるものの、
それぞれの方法について、経済的得失を天秤にかければ、OK。
そうすれば、微調整の中で、最悪な打ち手を選んだとしても、リスクの上限は見積もれる。
だから、不安の大きさは、当初に比べ、ずっと小さくなる。
とどのつまり、事業上の「不安」を小さくするには、リスクの数値化とリスク管理につきると思います。
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