詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

藤井七段 棋聖戦で最年少挑戦者なる

2020-06-07 22:49:33 | 日記
平成元年(昭和64年度)のNHK杯将棋トーナメントで、当時18歳の羽生善治五段(現九段)が決勝トーナメントで大山、加藤、谷川、中原の名人経験者4名を立て続けに破り優勝したのは伝説になっているが、その決勝の羽生五段対中原誠NHK杯決勝を今日(令和2年6月7日)Eテレで見た。解説は大山康晴十五世名人だった。その平成元年の暮れに羽生(六段になっていたようだ)は竜王戦に挑戦・奪取し初タイトルを史上最年少で獲得した。この最年少タイトル獲得の記録を翌年、屋敷伸之五段(現九段)が棋聖奪取により更新した。屋敷五段はその半年前の棋聖挑戦(この時は奪取はならず)で既に最年少タイトル挑戦の記録を更新していた。
で、時は大分過ぎ、今日の3日前の令和2年6月4日の棋聖戦挑戦者決定戦で17歳の藤井聡太七段が永瀬拓矢二冠を破り、ついに屋敷が持っていた史上最年少タイトル挑戦の記録を4日上回る17歳10か月と20日で更新することになったのだ。緊急事態宣言は解除されているが、コロナウイルス蔓延の影響をかいくぐっての記録達成だ。主催者の産経新聞の一面のトップを飾り、スポーツ紙もトーチュウなどで一面を飾った。棋聖戦五番勝負は6月8日に開幕する。そして藤井挑戦者が勝てば最年少タイトルになるのだが、立ちはだかるのは三冠の渡辺明棋聖だ。果たして…




では、公開トレーニング。
(将棋世界2020年6月号 第426回五段コース問題より)
第4問「26銀まで ヒント:丁寧にしのぐ」
封じ手は61角。同玉は31飛でしのげるか。



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