聞いた話。
ある会社に雇われ、海外派遣されることになった。待遇として、「住居は会社が斡旋するものを利用する場合は、家賃の一部として10,000ルピー負担していただきます。」との一項があった。実際に赴任してみると、清潔とはいえない二部屋、トイレ・シャワー・洗面用の2畳ばかりのスペース、床の隅が汚れた2畳たらずの台所のアパートで、家賃は9,500ルピーだという。それは当然会社が負担するものと思ったら、全額本人負担だと言われたという。
家賃の一部として、10,000ルピーは本人が払うこととするという契約で、実際には10,000ルピー以下の家賃のものを探してきて、全額本人に払わせ、会社は1ルピーも払わないという。こんな理屈が通るものだろうか。よくブラック企業は入る前に言うことと、入った後の現実が違っているといわれるが、まさにその通り。これでは詐欺グループのやり口そのものだ。
「善良な市民でござい」という顔をしながら、実際はこんなことをして恥ずかしいとも思わない日本人がいる。みなさん、ニンゲンには気をつけましょう。
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