おばばの独り言 from Another World

なんかのご縁で中国の福建省へ。
そして今度はデカン高原の小都市へ。
そして日本に帰って、今はきまぐれな野菜作り!

ことばが足りないので連れてきました。

2016-06-12 09:39:57 | インド
インドでは水道の水は飲めないので、別に買う。

来た当初は会社のそばの店から、2リットルのボトル、1本35ルピーを4本、計140ルピーを毎週買っていた。2本ずつを2重にした袋に入れてもらって、左右の手にぶら下げて帰るのだが、たった7,8分といっても、アパートにつく頃には、両手が痛くなる。


事情を知ったイケメン生徒の一人B君が、水販売店と契約すれば、電話一本で20リットル入りのタンクを配達してくれるという。しかもタンクひとつが30ルピーだというので、その話に飛びついた。

さて、販売店が20リットルの水と、蛇口がついた容器をもってくるという日、B君がD君を連れてやってきた。「あら、D君も来たのね。」と言うと、B君が答えた。

「ことばが足りないので連れてきました。」  ???

「僕はカンナダ語ができません。水を配達してくる若者はカンナダ語しか話さないそうです。
 先生と僕が英語と日本語で話したことを、販売店の人に伝えようとしても、伝えられないのです。だから、カンナダ語ができるD君に来てもらったのです。」

つまり、D君はインド人の間の「通訳」だったのだ。通訳は外国人どうしの間でだけ必要なのではなかった。

そういえば、
最近アーマダバード支店に転勤したT君とK君。
同じインドの都市とはいえ、言語事情はかなり違っていて、ヒンディー語地域だそうだ。事務所の中では、さすがに英語が通じて、ほかの社員たちは二人には英語を使ってくれるそうだが、一歩外へ出ると、そこはヒンディー語の世界。K君は少しヒンディー語ができるようだが、T君はまったくダメで、買い物にも不自由するという。

T君の嘆き。
「ここでは、K君は外国人、僕はエイリアンです......。」

ふたりにも「通訳」が必要か。


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