木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

朦朧体

2020年07月13日 | 茶湯記
朦朧体の山水画です。

紺野苔青の作です。
朦朧体は没線彩画描法といわれ
日本がに特有の輪郭線がありません。
明治時代に西洋絵画の印象派の影響を受けて現れた描写方法です。
水墨画は、普通は遠景が朦朧としていますが、
この絵は、近景も朦朧としており
独特の空気感があります。
先日、墨彩画に挑戦しようと揃えた紙を紹介しましたが、
出来上がりの雰囲気は、この絵が目標です。
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