一日目、京都編はこちらから
二日目、ホテルで朝食をいただき、電車で大神神社へ向かいました。
大神神社へは、JR奈良駅から、三輪駅に行き、駅から少し歩きます。
ちなみに三輪駅は無人駅なので、出る時ちょっとドキドキしました
切符を入れる箱があるので、そこに入れます。ICカードの人はピッとやればOK。
駅を出て、目の前に看板があるので、まっすぐ歩き、小さい駐車場の手前を右に曲がります。
まっすぐ歩くと道路に出るので右に曲がり、線路を超えてまたまっすぐ歩くと参道に辿り着きます。
雰囲気ある鳥居が見えてきます。
最初にお迎えしてくれるのが、祓戸神社。しっかりとお参りします。
何とも温かい空気感の夫婦岩。
手水をして、拝殿へ向かいます。
ずっしりと懐の深い、器の大きい男性エネルギーを感じました。
社務所で御朱印をいただいた際、「これから三輪山登拝してきます!」って言ったら、
対応してくださった男性(神主さんなのかな?)が優しい笑顔で応対してくださって心が温かくなりました(≧v≦)
気合い新たに、三輪山登拝の為に、狭井神社に向かいます。
少し歩きます。
途中、磐座神社があるのでご挨拶。
更に進むと、鳥居が見えてきます。
最初に、市杵島姫神社を参拝します。澄んだ、綺麗な女性エネルギーだわ(*´v`*)
三島由紀夫さんの記念碑もありました。漢字は違うけど”清明”にドキっとする私
さぁ、いよいよ三輪山登拝ですが、その前に拝殿でご挨拶。
向かって右奥が登拝受付所です。今は受付は9時から12時までに縮小されています。
こちらで申し込みをして、手前のテントで用紙に住所など記入します。
記入後、再び受付に行って、300円を払いタスキを受け取ります。
申し込み用紙とタスキには同じ番号が書かれていて、それで照合できるようになっています。
あと、本来なら祓い棒が入山口にあって自分でお祓いしてから入山するんだけど、このご時世なので棒はなくなっていて、代わりに人形紙を貰いました。
これで左右の肩をお祓いして、箱に納め、いざ入山です。時刻は10時。
と、その前に、反対側にロッカーがあるので、いらない荷物は入れちゃった方がいいです!
この時、私はペットボトル1本だけ持って行ったんだけど、2本持っていった方がいいです。
途中めっちゃ喉渇いて、1本を行きと帰りで半分ずつ大事に飲みました。
左奥には、薬井戸があるから、そこで御水をいただいてから行きましたが、それでもやっぱり水分は多めに持っていった方がいいです!
登る際には杖も借りれます。私は借りずに行きましたが、使った方が楽なのかな?
入山後は、想像していたより、すっっっごく大変でした。
軽い登山やハイキングとかでは絶対にないし、何度も心が折れそうになりました。
最近降り続いた雨で湿っていて滑りやすく、何度もズルっと滑りました。
でも1回も転ばなかった。尻もちついてもおかしくない位、滑ったのに。
途中、もう半分くらい来たかな?って思って地図を見たら、まだ3分の1。。。
無理かも。。。引き返した方がいいかな。。。っていつになく弱気になりかけたんだけど、
ふと、空を見上げて、
「三輪の神様 あなたが私をここに呼んでくれたんですよね
でしたら、ちゃんと最後まで登れるようサポートしてください
力を貸してください」
って、尻を引っぱたいてほしくて訴えたら、不思議と力が湧いてきました。
で、これまた、ふと、「鈴を着けよう」って思った。
そう、前日、晴明神社で買った、鈴の御守り。
なぜか買った白い鈴。
これを、ちょうとタスキの真ん中(細い紐になってる部分)に結び付けたんです。
これが不思議と、どんどん力がみなぎってきて、頑張れた
途中、何度も苦しくなったけど、その度に、鈴が鳴るんです。
この鈴って、普通の鈴の音じゃなくて、ちょっと不思議な音が鳴るんです。
1歩1歩、歩く度に鳴るわけじゃなくて、私が苦しい時、頭の中で問いかけをした時、
応答するように鳴る。
晴明神社で、「明日三輪山登拝するので、見守っていてください」ってお願いするのを忘れてて、凹んでたけど、ちゃんと守ってくれてる。
そう思えるような、音の鳴り方でした。
途中、下山する人と何人もすれ違ったんだけど、きっとベテランさんばかり。
だって、9時受付開始で、10時過ぎに戻るって相当早いし、慣れてる人よね。
すれ違い様に『おはようございます!』とか、『あと少しですよ!』とか声かけてもらえて、
嬉しかった。
でも、場所が場所なだけに、皆が皆そうではない。何かお祈りしながら登ってる人もいるかもしれないし、あとはご時世的に話したくない人もいる。
だから、無視されたり、ちょっと嫌な態度取られても、割り切るしかない。
色んな人がいて、色んな価値観、考えがあって、それぞれ、その人なりの”よい”を信じて生きてるから。
山の中は撮影禁止なので、言葉の表現しか出来ないけど、いわゆる普通の登山するような山じゃないって事は、ハッキリと分かりました。
御神体山に入るって、ただ事じゃない。単なるパワースポットじゃない。
あそこは、本当の、本物の、神域です。
磐座がある場所では、しっかりと参拝して、道が狭い所ではすれ違う人とは譲り合ったりして(大抵の人は私がよける前にご自分からよけて道を譲ってくださって感動しました)、何とか頂上に辿り着いたのが11時。ちょうど片道1時間かかりました。
4人組さんがいたんだけど、私が参拝している時に下山していかれました。
暫く、磐座を眺めていたんだけど、ふと、「ここは長く居る所じゃない」って思いました。
嫌な空気とかじゃなくて、本当の神域だから、人間が長く居るにはエネルギーが違い過ぎるというか、まさに雲の上の存在が居る場所で、私は地上の人間。
そっと挨拶したら、もう戻りなさい。って言われているような気がしました。
頂上にいたのは多分5分くらいだったと思います。
「ここまで連れてきてくれて、ありがとうございました」って静かに祈って、下山し始めたんだけど、すぐ顔に異変を感じました。
左目の下辺りが、ピクピクする。軽く痙攣している。
何だろ?って思いつつ、歩いていると、今度は左頬の上辺りもピクピクし出した。
気付けば、右側も。
でも、たまに瞼がピクピクする感じ(あれは寝不足とかストレスが原因らしい。)ではなくて、
もっと細かい振動。
で、今度は両手が、すごい繊細に振動し始めた。
痛みとか嫌な感じは全くなくて、エネルギーの振動って、こんな感じなのかな?って思いました。
そして、次の瞬間、一切の思考が、頭から消えた。
頭蓋骨の中から脳みそが無くなったみたいな感覚で、普段、思考してる(と思っている)部分が”軽い”んです。
何か腹立った事考えようとしても、何も出てこない。何も無い。
”空っぽ”
後から思い出すと、私、ちょっと笑ってたかもしれない。
言葉にすると、こんな気づきに包まれたから。
私の記憶の中にずーーーっと居座っていた”腹立つアイツ”も”嫌な出来事”も、
ぜーんぶ、頭の中(思考)にしかないのか!!!
思考が敵を創り出して、その中で苦しくなったり悩んだりしてるのか!!!
それらは、”今この瞬間”には無いモノ。
過去を思い出して、頭の中で再構築して、再体験して、苦しむ。
未来を予想して、頭の中で新たに構築して、それを体験するのではと、不安になる。
【思考】は【言葉】で、その言葉が”自分独自の物語”を紡いで、それを【人生】と呼び、
起こる出来事や出会う人達を「これは良い/悪い」ってジャッジして、一喜一憂してる。
思考(言葉)が止まったら、物語もそこで止まる。それらはイコールだから。
言葉を紡がないと、苦しめない。喜びさえも創れない。
でも、何かを手に入れる事で感じる喜びは、それを失ったと同時に、悲しみや苦しみを得る。
もしくは、欲しいものを手に入れたと同時に、「失ったらどうしよう」という”不安”や、”恐怖”、
「絶対に手放したくない」という”執着”を得るんだ。
そして、言う。
「苦しい」 って。
何かを得た時、手に入れた時の、”達成感”も、時がたてば(しかも結構早い段階で)、
「まだ足りない」 「このままじゃダメだ」 「もっと良いもの、もっと上を目指さなくては!」
という、”不足感”に取って代わる。
そして、言う。
「苦しい」 って。
なぜなら、そうやって手に入れたと思った”幸せ”は、「これさえ得れれば」とか「この地位にいければ」とか、「あの人が変わってくれれば」とか「あの人が私を愛してくれれば」とかいう、
”条件”によって得れる幸せだから。
その条件が、不確定で移ろいやすいものであればある程、苦しみは増す。
だって、人の心なんてコントロール出来ないし、物の価値観なんてすぐにひっくり返るし、
そもそも、この世に確実なモノなんて何もないんだから、そういうものに執着して依存すれば
する程、苦しむのは当然よね。
”不安・恐怖・執着・不足感”とは、”満たされなさ”なんだ。
そもそも、満たせないもので満たそうとするから、苦しいんだ。
そして人はそれを、”不幸”って言う。
自ら幸せに【条件】を設定してしまう事で、不幸を得る。
幸せは、何かを所有したり、誰かを変えたり、人から認められたり、賞賛されたりする事で、
”成る”ものではなくて、それらの条件を手放した時に、「ああ、元々、ここに在ったんだ」って気づく事なんだ。
あの時は、そんな風に言葉にして思わなかったけど、でもそういう”理解”が降りてきて、私、笑ってたと思う。笑ってた記憶だけある。可笑しくて、微笑みながら歩いてた。
でも、段々と下界に近づくにつれ、慣れ親しんだ思考が甦ってきて、「あの人、感じ悪いな。」とか思って、早速苦しみを創り出して、そんな自分にめちゃくちゃウケた。
ようは、自分の期待通りに反応しなかった相手に対して、「何て失礼な人なの!」って、
「私の物語の登場人物として、その対応はいけないわ!」、「台詞が台本と違ーう!」って、
映画監督になったかのように振る舞って、勝手に苦しみを得ていただけなんだよね。
それに気づいて笑いが止まらなくなった。
今まで自分が抱え混んでいた苦しみの仕組みの、シンプルさに気付いて笑えた。
とはいえ、すぐこの気づきを忘れて、また日常生活の中で、誰かにイラっとしたり、怒ったり、ささいな事で動揺したり、不安になったり、傷ついたり、泣いたり、喜んだり、笑ったり、
そういう【ザ・人間劇場】の登場人物を、”私” として、生きていくんだろう。
未知しかない、この世界で、”私” の物語を紡いでいくんだろう。
それを、どの視点で見るのか。
”無知の知” として見るのか。 ”無知の無知” として見るのか。
さて。もうすぐ終わりだなって時に、登ってくる人達とすれ違って、この時間帯になるともう、
ベテランさんはいなさそうでした。若いカップルや、親子とよくすれ違いました。
小学生くらいの男の子が『こんにちは』って言ってくれて、「こんにちは!行ってらっしゃい」って言うと『行ってきます~』って返事してくれて可愛かったなぁ
その後、「気をつけてね!」って言った瞬間、私はズルっと滑ったけど
でも転ばなかった
そしてこの頃には、もうあのエネルギーの振動は、ほとんど治まっていたと思います。
てか、この後に起こったビックリ事件で、いつ振動が治まったのか覚えていないのよ。。
下山時刻は、12時丁度。往復2時間
入山口を出て、振り返って、深いお辞儀をして、すぐ隣のテントで、タスキを外した瞬間、
チリ~ン
え?!! 鈴が落ちた!!???!!!!
外したタスキの真ん中には、紐だけ付いてて。。。鈴が下に落ちてる。。。
しかも不自然に、紐が途中で切れてるんです。
前日買ったばかりの鈴。2時間弱前につけたばかりの鈴。
下山した途端、切れるって。。。
守ってくれてたって事じゃん!!!!!!!!!!
山にいる間、何度も滑ったけど転ばなかったし、もう無理!って思ったけどなぜか力が湧いてきて登頂できたし、水がペットボトル1本しかなくてもなぜか最後までもったし、そして、
苦しい時に何度も、チリンって鳴ってくれた鈴。。。。。
もし山の中で歩いている時に、切れて落ちていたら気づかなかったと思う。
もしくは、落ちたの気づいても急勾配な道だから、どこかに転がって行っちゃってたかもしれない。
それが、タスキを外した瞬間に落ちるって。。。
お役目を終えたって事だ。
私を登拝させるお役目。
私を守るお役目。
晴明さん、ありがとう。
私を三輪山登拝させてくれて、ありがとう。
守ってくれて、ありがとう。
そして三輪山の神様、大物主大神さん、私を呼んでくれてありがとうございました。
配祀の大己貴神さん、相棒の少彦名命さんも、きっと出雲繋がりで見守っていてくれたと思います。ありがとうございました。
タスキ返却所に行くと、拝殿を指しながら『ご挨拶まだでしたら、先にお願いします』と。
あ、そっか。無事に登拝できたこと、感謝とご挨拶しなきゃね!
タスキをもう一度かけて、ご挨拶をしに行きました。
そして番号を伝えてタスキをお返ししました。
その後、御朱印をいただきましたが、その間もぞくぞくと下山した人達がタスキ返しにきたんだけど私と同様、ほとんどの人が拝殿に行かずに返却所に直進しちゃうのよね。
で、その度に、『タスキをかけたままご挨拶を先に』って案内していた。
いちいち一人一人に注意掛けするの大変だろうに。。最初の案内の時に言うとか、張り紙しておくとかすればいいのにって思った
でも、言われなくても先に拝殿行くのが当然でしょ!って事なのかなそりゃそうか。
私がこの返却所に居た時、外国人の男性が登拝の為に来たみたいだけど、もう12時過ぎてたし、テントも片付けて受付所は閉まってたのよね。
すると、先ほどの男性(神主さんなのかな??)が、『もう終わりました』って言うと、その外国人の男性は『コノタメニ キタノニ。。』って凄く悲しそうにしてた。
残念だったね。。ってちょっと私もシュンとしてしまった またキテネ
大神神社と狭井神社の御朱印。両方とも書き置きです。
狭井神社を出て、次はどうしようかな~と思いながら歩いていると、久延彦神社への分かれ道に出たので、行ってみる事にしました。
時刻は12時半。陽射しが出てきて暑くなってきました。
ふくろう可愛い
作業服のおじちゃん4人くらいがおしゃべりしていたので、邪魔をせずにそっと去りました。
拝殿の正面から階段を降ります。見上げるとこんな感じ。
結構凄いな。これ、登るの大変かも。私は横から入る形になっちゃったけど
階段降りてまっすぐ歩くと、正面のお店に”氷”の文字が
かき氷食べたい!と思って入ると、先客は二人のみ。
氷すいかを注文。かき氷の中にスイカが入っていて、美味しかったー
めちゃくちゃ喉渇いてたから生き返ったわー
お店を出ると、右に行けば大神神社に戻る。左は、大直禰子神社(若宮社)。
ここ行ってみよう!って事で歩いていくと、これは御神木?
丁度、先客の2人組が階段降りていって、私が登っていくと誰もいなかった。
いや~ここ、凄い気持ち良かったです
心地よい風が吹いて、優しいエネルギーでした
参拝後は、来た道を戻って、そのまま真っすぐ進み、大神神社に戻りました。
巳の神杉を見に行くの忘れてた!と思って、見に行きました。
大物主大神さんの化身の白蛇が棲んでるらしいけど、蛇さんは見当たらず。
見た事ある人いるのかな?
この後は沢山ある末社・摂社を参拝しました。
神宝神社。すごい名前だ
ここには、綺麗な青色のトカゲちゃんがいました素早くて尻尾しか写せなかった
天皇社は階段を上がった所にあります。
地面の砂が綺麗に縞模様になってて、とても綺麗だったらあまり歩き回らず。
成願稲荷神社。これまた素敵なネーミング
キツネさん、笑ってる
この先の道は、三輪山平等寺に続いているんだけど、誰もいなくて、一人でゆっくり見て周れました
お寺の手前で、左側を見ると、何やらお社が。。
気になって行ってみると、大行事社。
参拝すると、気持ちよい風が吹いてくれました。
来た道を戻り、三輪山平等寺へ。
広くて見所満載でした。
お稲荷さん参拝。
熱とり地蔵さんなんていらっしゃるのね!
誰もいないのに、誰かいるような気配、音がしたり、不思議な場所でした。
この後、地図に載っていた素戔嗚神社を目指して歩き回ったのですが、、、
スマホでも検索して探したんだけど、住宅街に迷い込んで、同じ所グルグル回って、
結局辿り着けませんでした
も~ショック 大好きなスサ様に逢いにいけないなんて( ̄ロ ̄lll)
途中、標識も見つけて、やっぱりこの道だ!って思って歩いても、見つからず
いったい、どこにあるのよ。。。って泣きそうになったけど、これは呼ばれてないんだって、
諦めました。こんな事初めて。。スサさんには絶対いつも逢えるのに。。
これはまた別の機会に来いって事なんだ。と、自分に言い聞かせる( ;∀;)
ちゃんと鳥居をくぐりたかったので、来た道を戻って、大神神社から参道を戻る事に。
暑くてヘトヘトだったので、駅まで戻る道にあるお店でかき氷を買いました。
テイクアウトだと100円引きだったので、マンゴーかき氷を食べながら、駅へ歩いたんだけど、暑くてすぐ溶けた。。途中のお店でアイスも購入(笑)
お昼も食べずに冷たいものばかり
三輪そうめん食べたかったけど、暑くてあまり食欲もなくて
電車で京都まで戻り、新幹線に乗った時、バッグからスマホを取り出すと、あれ?!
御守りが切れてる!!!!( ✧Д✧) !?!!
去年の長野戸隠一人旅で買ったストラップの御守りの紐が切れてた。。。。
(この時も御守りの紐が切れた話書いてる驚)
どこで落としちゃったんだろーって思ってたら、バッグの中に切れた先の袋の部分がありました
落としたんじゃなくて、ちゃんと残ってた
それにしても。。。この短時間で、2個も御守り切れるって。。。。。。
新たなスタートだ。
人生の、新たな章が始まるんだって思いました。
ついでに書くと、リュックのポケットのファスナーに付けてたストラップ型のミニ懐中電灯も、
切れてた
いやいやいやいや 何なのーーーーーーー(oдΟ;)
しかも、ちゃんとポケットの中に切れた先の懐中電灯入ってたし(*≧Д≦*)
お気に入りだったから落とさなくて良かった
3つも紐が切れて、全部手元にあるって。。。凄い
帰りの新幹線で、今回の旅を振り返っている時、次の行き先が浮かんできました。
本当は今回の旅に組み込もうと思っていた行き先。
でも、どうスケジュールを組み直しても、上手くハマらない。
その場所を入れると、他が行けなくなる。交通の便がよくなくて、1日掛かりになるし、宿泊先を探そうとしても、1人プランが無かったり、目的地から遠すぎたりで、全然組み込めない。
今回は行くなって事か、って思ってその場所を抜かしてスケジュール組もうと決めた瞬間、
重い気持ちが軽くなって、スムーズに今回の旅行が決まりました。
そっか、今行くタイミングじゃないんだ!って納得した
で、帰りの新幹線の中で、次はあそこメインに行こうって思った。
その場所とは、奈良の、知る人ぞ知る
天河大辨財天社てんかわだいべんざいてんしゃ(別名:天河神社)
です。ご祭神は市杵島姫命さん。水の神様。最近続く水のご縁。
そして、音楽や芸能の神様でもありますね。
KinKi Kidsの堂本剛さんも参拝して、ここでインスピレーションを得て『縁を結いて』という曲が生まれたらしいです。
この曲を聴いて、全身に鳥肌たちました。
音楽の専門的な事は分からないけど、詩とメロディーの、一文字、一小節(て言い方でいいのかな?)が細胞に染み渡って、生きて、鼓動している感じ。
この人、こんな風に楽曲を響かせる事が出来るんだ。。。って、感激しました。
剛くんの曲だと、『街』、『溺愛ロジック』、ENDLICHERI☆ENDLICHERIの『ソメイヨシノ』が好きだったけど、今回天河神社の事を調べていく内に、『縁を結いて』を知って、他の曲も聴いてみたいな~って思ってCDを購入しました
まだ届いてないけど、聴くの楽しみ
剛くんって、本当に故郷の奈良を愛しているんだなぁって感じました。
奈良のオススメのスポット教えてほしい
ファンクラブや雑誌の企画とかで既に紹介してるのかな??
さて、この天河神社ですが、バスで1時間くらいかかるんだけど、本数は1日に3本。
しかも、神社直通のバスは早朝1本と14時台と15時台に1本ずつという。。
神社まで徒歩で30分の所に止まるバスも数本あるけど、参拝時間を考慮すると、ほとんどゆっくり見て周れない。
車で行ける人ならいいけど、バスと歩きを駆使して行くのはかなり大変。
しかも、色々調べてみると、早々たる方々が参拝されてるみたいだし、私なんぞが行っていいものなのか?!
って、段々と畏れ多くなってきて。。( ´;ㅿ;`)
あと、今まで私を導いてくれた、亀シンクロも無いのよ( ;_;)
亀のカシオペイア、座敷わらしの亀麿くんは、私を天河へは導いてくれないのかな涙
1度目(今回の旅)は、行くタイミングじゃなかった。
じゃぁ2度目は?
晴明さんに守ってくれたお礼を伝えにも行きたい。
そして、とある本を読む事になって、それに書かれていた神社には、亀にまつわる、あるモノがあるらしい。。。場所は京都。。。これは流れが来たか?!
でもネットで調べても、その事を書かれている記事は見当たらない。
かなりマニアックな本だし、著者が詳しく調べてくれたから知れたのか。。
何か、もっと、どどーん!とシンクロニシティが欲しいって思ってたんだけど、そもそも、
私の中に、「私なんかが天河に行くなんて畏れ多い」って想いがあるのが、ネックな気がしてきた。
その恐れと不安を払拭してほしいから、シンクロ起ってって、何か違くないか?って。
まず、私が決心しないと!!!!!
あなたはどうしたいんですか? って問われてる気がした。
私は、天河行きたいです!!!!!
そう素直に想う気持ちを確認できたので、あとはもう、お任せしました。
結果、行ける事になりました。
そう、予定は組めた。
あとは当日、どんな事が起きるのか。
私は天河で何を感じ、どう向き合うのだろうか。
旅行前に、こんな気持ちになったの初めて。
ウキウキやワクワク感とは違う、不思議な気持ち。
だってもう、人生の新しい章が始まってる。
今までと同じじゃない。
確実に変わった。
そしてまた晴明さんに逢いに行きます
鈴の御守りを通して守ってくれた事、お礼を言いに(*^v^*)
次こそは、モジモジしないでいられるかな(笑)
今回の、京都・奈良一人旅、本当に楽しかった
守ってくれた神様
学びを与えてくれた人達
温かいやり取りをしてくれた人達
頑張ってくれたこの身体
全ての目に見えるモノ、目に見えないモノたち、
本当に、ありがとうございました!!*:゜☆ヽ(*^∀^*)/☆゜:。*。
ここまで読んでくれた方も、ありがとうございます