外来結果 | 五十路は人生半ばなり

五十路は人生半ばなり

2014年7月に好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(アレルギー性肉芽腫性血管炎、チャーグ・ストラウス症候群)という難病を発症。
退院後4カ月でプレドニンの処方も0mgになり、現在はほぼ健康人と同じ生活。あたふたと再起のための仕事の準備を進めている。

今年度最後の外来受診。

 

プレドニンが0mgになってから一年目。最初に0mgになったときは8ヶ月目に咳が出始めて、10ヶ月目に受診してプレドニンが再開された経緯がある。今回は9ヶ月目にも異常なく、好酸球値も3.1%という良好過ぎる結果だった。それで一年目の今回はというと、好酸球値が2.3%。これはもう「治った」と言いたくなるような状態だ。

 

もちろん原因不明の好酸球性多発血管炎性肉芽腫症だから根本原因が改善されたわけでなく、いつまた表面化するか解らないのだけれど、とりあえずは影を潜めたと考えて良いのではないだろうか。病気の原因は持っているだろうけれど、未だ発症していない人のような状態と言えば良いだろうか。

 

こんな状態だから処方される薬も好酸球性多発血管炎性肉芽腫症とは無関係に思われる、カルシウムの吸収を助ける薬と気管支を広げる薬、尿酸をコントロールする薬、コレステロールを下げる薬の4種類だけだ。医師は尿酸値とコレステロールが特に気になるようで、薬を変えながら結果を見て今回に至っては「狙い通り」だと自慢気に話してくれた。良い医者に巡り合ったんだろうなと、つくづく思う。

 

それでも通院が終わりにならないのは、やはり医師も再燃の可能性は捨て切れないからかも知れない。こちらもそうしてもらえると非常に心強い。好酸球性多発血管炎性肉芽腫症という病気がどういうきっかけで起こるものなのか解らないが、できるだけ健康的な生活を心がけたいものだ。それでこのまま再燃することが無く終われば、この病気でもプレドニン0mgにできる可能性が少し高くなるのかも知れない。