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昨年1月のローマ旅行記をぼちぼち書いていますが、ローマの今の様子をニュースで見ては胸が痛みます。

 
クリストファーノ・アローリ「ホロフェルネスの首をもつユディト」1613年
彼の代表作で複数枚描かれイギリスロイヤルコレクションとピッティ宮にもあります。フィレンツェ出身。
トロフィム・ビゴ「聖セバスチャヌスを癒すイレーネ」1649年
バロック期のフランスの画家。ローマとプロヴァンズで活躍。キャンドルマスターと呼ばれていました。同バージョンの絵がプロヴァンズ美術館にもあるそうです。
 
ヴィンセント・マロ「マギの礼拝」1649年
 
ジャン・ヴァランタン・ブローニュ「聖プロティエッソと聖マルティアーノの殉教」
カラヴァッジョの影響を大きく受けた画家。
サンピエトロ大聖堂の聖プロティエッソと聖マルティアーノの聖遺物を祀る祭壇画として依頼されました。ローマの監獄でペテロとパウロを見張っていて改宗した兵士たちです。通常犯罪者に行われる拷問方法で互い違いに板の上に載せられた聖人たちの体を引き延ばし手前の男が鉄の棒で殴ろうとし、左端の兵士は燃え木を鋏でつかんでいます。後ろの白髪は拷問に立ち会った行政官パオリーノが片目が見えなくなったことに気付き二人を牢獄に戻しますが急死して二人は皇帝ネロにより斬首刑になりました。殉教者に栄誉を与える天使が勢い余って空から落ちそうです。
 
セバスティアーノ・コンカ「アストルガの聖トリビオ」
トリノ貴族の子で聖地巡礼に出たところ船が難破しスペインに上陸、そこでアストルガ司教になるまで隠遁生活を送りました。後にトレド公会議を主催しました。
 
コラード・ジャキント「大天使ミカエルと敗北するルシファー」1720-1725年

大天使ミカエルに負けて地に落とされる堕天使ルシファーたち。ミカエルの体は青年で顔が幼いように思います。

 

ビアージョ・プッチーニ「ユディトとホロフェルネス」

ヘブライ人の未亡人ユディトがアッシリアの将軍を天幕に誘い込みお酒を飲ませ首を落としました。絵画では侍女が手伝っているのもありますがこれはユディトが差し出す頭を侍女が頭を受け取っています。

 

フランチェスコ・マンシーニ「アモーレとパーン」

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パーンは半獣神でサテュロスと同一視されることも。

 

フランチェスコ・マンシーニ「エジプト逃避途上の休息」

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ポンペオ・バトーニ「ネポムチェ-ノの聖ヨハネと聖母子」1746年

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18世紀半ばにローマで一世を風靡したルッカの画家。ピウス6世の肖像画もピナコテカにあります。もとはフィレンツェのリッカルディ家のコレクションでカルテグランドルフォ教皇宮殿に送られました。オラトリオ会修道院が注文主で会の創始者フィリッポネリの精神に合致したものをとの依頼に答えています。ボヘミアのヴェンツェル王の宮廷祭司兼説教師でモルダウ川で溺死させられ殉教しました。

 

アレッサンドロ・マグナスコ「修道院長大アントニウス」18世紀

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エジプトで敬虔な両親のもとに育ち親と死別すると全財産を貧しい人々に分け与え砂漠で苦行生活を送りました。そこで悪魔から数々の誘惑に打ち勝ちました。彼に教えを乞いに集まった人々のために修道院を創始しました。青いケープのぐるぐる司教杖を持つのがアントニウス。

 

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