シャトー・メルシャン/甲州きいろ香(2016) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、日本屈指の大手ワイナリーである「シャトー・メルシャン」が、ワインの香りの世界的権威であるボルドー大学デュブルデュー研究室とのプロジェクトにより造り上げた甲州100%のワインをいただきました。

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【シャトー・メルシャンとは?/サイトより引用】
1877年、山梨県甲州市勝沼の地に日本で初めて設立されたワイン醸造所「大日本山梨葡萄酒会社」をルーツに持つ、言わずと知れた日本でも有数の老舗ワイナリー。。
「良いワインとはその土地の気候・風土・生産者によって育まれる葡萄の個性を、素直に表現したものである」という信念のもと、日本のワインでしか表現できない個性を追求しています。そしてたどりついたのが「フィネス&エレガンス」(調和のとれた上品な味わい)というスタイルです。
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■ヴィンテージ/2016年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/日本
■生産地/山梨県甲州市勝沼町
■生産者/シャトー・メルシャン
■原産地名称/日本ワイン
■セパージュ/甲州(100%)
■ALC/10.5%

色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった澄んだレモンイエロー。粘性は中程度。
香りは柑橘類、リンゴの果実香にアカシア、スイカズラ、菩提樹や丁子、貝殻、石灰のようなミネラル香が感じられます。
味わいはアタックからドライなニュアンスを含んだまろやかな果実味と爽やかな酸味が調和したフレッシュ感のある生き生きとしたフレーヴァーが広がり、余韻に向けては心地良い口当たりのビターかつミネラリーなテイストを残す。

質素さの中に何とも言えぬ豊かさ、美しさを感じる、甲州らしい“シンプル・イズ・ベスト”な味わい。
 「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」(松尾芭蕉)
何故か芭蕉の句が浮かぶ?(笑)、五臓六腑に染み渡る一本でした。

HP 80pt 

 

 


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