石長松菊園・お宿いしちょう 許せぬ罪

いきなりいしちょう首になった悔しさに裁判をしました!
職場復帰の約束を守ってもらえず、いきなり電話一本で首でした。

序曲「始まりがありました」   「物語」

2020年02月11日 | 物語

今日からしばらくは25年くらい前に書いた私の変な物語を掲載したいと思います。

趣旨は違いますが、どこかで一度は書いたものを掲載したいと考えていたものです。

本当の様な嘘の様な何とも言い難いのですが、なるほどと言っていただいた方もおられるのです。

私は本当に変なおじさんです!



序曲「始まりがありました」

本題に入る前に、私の事を少し書いておいた方がいいかもしれない。

今から20年前高校で気ままに毎日を過ごしていた頃の事だ。

四国へ行ったことがある。

もちろんバイクでだが、その時は本州とつながっている橋など夢の夢、フェリーで四国へ渡って、高松に着いた。

走り出しは最高に気持良い夏空が広がり雲一つない良い天候に恵まれていた。

高知に向かうつもりで国道を一路南下していた、走り込んでちょっと一服なんて考えていたら、見晴らしの良い峠道の一角が見つかり、しばらく休憩なんて考え、バイクを止めて峠からの景色を何となくぼんやりと見ていると、お遍路の一行が遠くからやってくる姿が、見下ろす木々の間から見え隠れしていた、何故かそのころの自分はお遍路さんなる物が何をする人だとかなんて知らないと言うか、なんかお参りに廻っている人達ぐらいにしか考えてなかった。

ぼんやり見ている中に突然、なんか変!

早すぎる歩くスピードが変、早い!

と感じたのはその一瞬なのかもしれないが、よく目を凝らして見ていると、人間業とは思えないような早さで峠を登ってくる。

思わず口から出る言葉を今も覚えている。

「何故・・・。」それしかなかった。

そしていよいよ目の前にくる最後の峠のカーブにさしかかろうとしたときに、

木立が邪魔をして見えなくなってしまった・・・・・・・・・・。

呆然とした、改めて目に映ったのは、たった一人のお遍路さんだった。

何人もいるような気がしたのは錯覚なのか?

何故あんなに早く歩けるのか?

何故今、目の前にあの人はいるのか・

 

なんて考えが頭の中を巡り、声も出せない状態で、ただ近づいてくるその人の姿に釘付けになってしまい、まるで金縛りに合ったような感覚で見つめていると、声が聞こえてきた。

「こんにちは、」

ただ一言だった、その一言で何か返事しないといけないなんて私は焦ったのだろう、たぶんこう言ったと思うのだが。

「どこまで歩くのですか」

その言葉にお遍路さんは立ち止まり

「生きている限りですよ。」

と応えて下さったと、記憶している。

そして付け加えて、

「また、あえますから・・・。」

と言い残してどんどん歩いて行ってしまった。

なんだありゃ、ちょっとおかしいのじゃないか?なんて何も知らないわたしは思ったのだろう。

一泊目の宿にしたのは何の変哲もない民宿だった、と記憶しているがあまりあてにならない記憶だと思う。

 




2日目の朝には、今日はどこまでなんて考えていない、でも行き先を決めてからの出発をと、たぶん地図とにらめっこしていたのだろう。

南に向かうかなんていい加減な考えで、いざ出発!

民宿のおばさんにもらったおにぎりを何となく覚えているけど、場所も名前も覚えていない。

空は晴れ渡り道はすいていて気持よすぎるほどのランディングで、コーナーの立ち上がりのアクセルふかす時に伝わる手の感触が、気持よかったなんて悪いが覚えてない。

ただひたすら走った気がする。

四国札所の一つ「???」そこで目に入ってきた物は、信じられない事にあの峠の人、何でこんな遠くに一晩で来られるんだ、と感じたのをはっきり覚えている。

今度はこちらから声をかけたのを覚えている、

「あのときの・・・あの峠でお会いした方ですよね・・・?!」

なんて最初は怖々言ったのだろう。

返事がどうだったかなんて覚えていない、ただ、夏の空にしてはほほに心地よい風があたっていたのをなんとなく覚えているだけで、ただ、応えて下さった言葉だけは、はっきり覚えている。

「やっとあえましたね、貴方に大切な話しがあります、合って欲しい人がいます、合ってくれますよね」

なんか脅迫観念か、合わないといけないような、重圧感があり、思わず「はい!」って、

応えたと思うのだが、声になっていたかは???

「今日から数えて162日目妙見山の登山口に来て下さい。」

なんて数字は覚えてないのですが百六十何日かでしたよ、確か・・・。

で、夏の真っ盛りの今日から数えてなんて何だこの人はなんておもいながらも、メモだけはしておいたのですが、よく考えるといまからですよ、2月の20日頃かな、そんなときに妙見さんなんて雪があり、近寄る事さえ出来るのか、そのころは妙見さんなんてどこにあるのかさえ知らないでいたのです。

四国のツーリングを終え帰ってきて、また元の高校生活の始まり、何のことはないその事さえ忘れていたのです。

が、突然高校で宗教時間があり、その中で、科学の時間に周波数の話しが出てきて???

あのときのメモは???!!!につながってしまった。

どこにいったか分からない。

で探しました、家の中、バイクの工具入れすべて探し尽くしましたが見つかりません、確か百何日目にどこかへ来い、なんて言ってたな、ぐらいにしか覚えてません、2・3日した頃に、本当に忘れかけていた頃に、突然、生徒手帳の間から一枚のメモが・・・。

必死に数えました、それが何時だったのか2月の何日だったか、今ははっきりとは覚えていません。

続く


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