■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

豚バラ甘酢煮込み ~三元豚バラ三枚肉を甘酢で煮詰める~

2019年12月13日 16時30分24秒 | 肉料理
子供の頃はオカンが書いたメモを頼りに、よく買い物に行かされたものだ。初めてのお使いってテレビ番組があるが、ワシの場合は数多の障害があるわけでもなく、田舎の野道をただひたすら遠いお店を目指すだけのものだ。交通機関の危険などは一切ない代わりに、黒く大きな秋田犬系の野犬3匹にだけは遭遇してはならないと悩まされたものだ。





オカンのメモには「豚肉100め」と書かれているが、これは「匁(もんめ)」の「め」を省略した単位で、グラムに直せば375gになって戸惑いは隠せなかった。5人兄弟の末っ子ともなれば、オカンはオバァのようなもので、授業参観でのひとり年寄りは超恥ずかしかった。余談だが、タンスながもちどの子が欲しい〜でお馴染みの「はないちもんめ」は、銀一枚一匁のお花の売り買いを、わらべ歌にしたイジメの元祖のようなお遊びだ。

  

豚肉のブロック販売なんて、オカンが知るところになったか不明だが、田舎にはスライス肉しかなかったのが懐かしい。ブロック肉を調理するには、毎度ご紹介するような下準備がついてまわる。まずは表面に焼きを入れて旨みを閉じ込め、ネギ・セロリ・パセリ・玉ネギ・生姜などの、今ある香味野菜を、冷蔵庫から引っ張り出して一緒に煮込んでいく。



そんな下処理の工程は、アクを掬いとって余分な脂を取り除くことで、ここまでは圧力鍋を使って超柔らかくした。しかし本番の煮込みは、スパイシーな甘酢で煮詰めて餡かけにした「豚バラ甘酢煮込み」に方向転換。最後は焼いて絡めたような風体になったが、ビールには最高のおつまみとして大活躍!






‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥

ご訪問して頂きありがとうです。
どなたさまでも、お気軽にコメント戴けると嬉しいです。
酔っ払っても写る「CANON Power Shot G7XⅡ」と「iPhone」での撮影です。
日本ブログ村 こだわり料理部門、写真ブログ部門に参戦しております。


下のバナーをクリック🎵して頂くと励みになります。



コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 限定麺SAWARA ~12月1... | トップ | 帆立玉子とじ丼 ~伝家の宝... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くにちゃん)
2019-12-14 04:57:10
おはようございます
炎クリさん♪

信号機や車の激しい往来ないかわりに
鬼門は、このおおかみのような、秋田犬3匹!!
吠えられると~分かるわぁ~
息ひそめて、そっ~と!!てね!!
て~嗅覚凄いからかぎつけるのかっ??炎クリ少年のおつかい!!ハラハラドキドキ(笑
よかった~炎クリ少年も、もちろん(笑。。100目お肉塊も(笑

今や大人になって、おつかいは簡単になった分、炎クリさんのお手間かけて仕込んだ
豚肉甘酢煮込み。。
艶々光り輝く「勝利の賜物」
おつかい成し遂げた
炎クリ少年の嬉々とした笑顔に重なりますよ(笑

今朝も炎クリさん♪ありがとうございます。
子供時て、のどかで、どのうちにも、番犬やら説教好きのおじいちゃんや、猫ににわとりや、まぁ~どきどきやわくわくあったも~んね!!


見えないけど (チーママ)
2019-12-14 14:41:21
香味野菜入れて煮込んだら、
味はバッチリでしょう!
甘酸っぱいのね~?さっぱりおいしいんだろうねぇ😁
私も、子どもの頃は、肉屋に行かされた・・・
魚屋はなかったよ~ やっぱ子どもには煮たり焼いたり刺し身だったりの種類 難しかったのかなぁ😜
Unknown (しじみ)
2019-12-14 17:27:17
こんにちは

豚バラ甘酢煮込み美味しそうだす

お使い、縄につながれてても

お庭のわんこに吠えられると

こわかっただす

野犬はもっと怖いだすよね

はないちもんめは

しっかりと歌の歌詞歌えないだす💦

ぷっちんだす

コメントを投稿

肉料理」カテゴリの最新記事