■炎のクリエイター日記

以前にもご紹介したが、コンニャクは芋から作られていて、こんなのをクイズにするおバカ番組が放送中だが、コンニャクを食べるには意外と大きな苦労がある。まずコンニャク芋は一年で育たず、植え替え二回を経て三年目に使える芋となるが、この手間のかかったブツには毒があり、そのままでは食べられないので現在のような処理をするようになったようだ。







大陸から日本に渡ってきたのは、縄文時代と思いっきり古いが、食べられている国は日本とベトナム。こんな少数派の食べ物が、現在ではマンナンのネーミングで、逆に外国へ輸出されているって面白い。形状タイプの違うコンニャクを二種買ってきて、味を沁み込ませる煮方で、お酒の肴になるようピリ辛風の煮込みコンニャクに仕上げたいと思う。



オバアが板状コンニャクを、短冊に切って真ん中に切れ目をいれて、ヒョイと引っくり返すしぐさを子供心に見ていたので真似てみた。オバアは何故か丸いワッかに通して二重輪っかを作ればエイトマンとか、わけのわからない説明。ワシのいつ食べんの？の問いかけに「コンニャ（今夜）食う」の駄洒落が決まり文句だったオバア。





石灰を抜く作業として、コンニャクを下茹でするが、現在はそんなに気にすることもないようだ。酒・砂糖・リケンの鰹出汁で煮込んで、甘みを沁み込ませた後に、熱湯・醤油・鷹の爪を足して煮汁が無くなる寸前まで弱火で煮込めば出来上がり。器に盛って、金ゴマのすりすりしたものをかけてもヨシ、刻みネギを乗っけてもヨシ、和辛子を添えて硬派に食ってもヨシ！







■毎月の第３土曜には、奈良で撮影のお仕事と、その後同郷の仲間とのプチ飲み会に参加しますので、明日の更新はお休みさせていただきます。留守中の応援よろしくお願いします。

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