さて今日は、一つ目についたニュースをば紹介いたしますっ。

 

 

●日本の米国債保有残高、中国を抜き外国勢首位に浮上

2019年8月16日
米中貿易戦争が激化する中、日本は6月に米国債保有残高で
中国を上回り、外国勢首位に浮上した
米財務省の15日の発表によると、日本の保有残高は219億ドル増加して1兆1200億ドル(約119兆円)と、約2年半ぶりの高水準となった。

一方、中国の保有残高は23億ドル増加し1兆1100億ドル。

増加は4カ月ぶり。  

日本が米国債保有残高で外国勢首位となったのは2017年5月以来

日本は18年10月以降、保有残高をかなり安定したペースで計1000億ドル相当以上増やした。

BMOキャピタル・マーケッツによると、世界でマイナス利回りの債券が増える中、米国債の魅力が高まりつつある。

米10年債利回りはここ数カ月に16年以来の低水準に急低下したが、日本の10年国債利回りは現在マイナス0.23%。

BMOのストラテジスト、ベン・ジェフリー氏は「日本人投資家から見られる買い注文は、低くてマイナス圏にある世界的利回り環境を浮き彫りにしている」と指摘した。



……と、まあブルームバーグから記事をご紹介いたしますが、何年かぶりに日本が中国から米国債保有残高で首位を奪回した――というかなんというかなんですが。

世間ではこの日中逆転をどう見るのでしょうかね?

 

まあ、中国が着実に手持ちのドルを落としておりまして、一帯一路だのなんだので『カネをバラ撒いての新植民地主義!』とやってられなくなって行くのでは!? ともっぱら噂されております。

 

……まあ、日本は上の記事にもありますように、18年以来、1000億ドル順調に積み増して来たダケなのですがw

つまり日本は相変わらず順調に経常収支で黒字を稼いで『使い道のないドル』を積み増している(!)というコトなんですが……まあ、いいんじゃないでしょうか?

とりあえず日本国債30年は利回り0.17%なのに対して、米国債30年は利回り2.01%ですから損はしませんし

まあ、日本安っ!?w という感じなんですがw

こーして国債の利率を比べてみましても日本円の信用の高さがズバ抜けているのも分かろうかと思いますっ!

こんだけ信用が抜群ですとMMT(Modern Monetary Theory:現代貨幣理論)を実行していいんじゃないかな? とか考えてしまいますねー┐( ̄ヘ ̄)┌

まあ、今の財務省やら頭のお固い専門家だの政治家だのに牛耳られた日本では放漫財政だの、未来にツケを回すのか!? だのとかしましいかぎりでありますが……それのドコがいけないのでしょうかね?

 

日本の今の閉塞感は――人口減少、一向に脱出できないデフレ経済、低成長……等々は、よーするにこの二十年だか三十年間、経済政策において間違ってきたからでしょう?

そして、政府の取れる政策において間違ってきたのは

「金融緩和が足りず」

「財政出動が足りず」

「それなのに消費を冷やし、少子化を助長するような増税(消費税率引き上げ等々)をヤラカシタ」

……からでしょっ(=◇=;)

だったら、今までやって来た政策や税制のやり方と真逆をやればイイ訳です!?

 

 

 

……こーいうと無責任な財政規律とか考えない暴論! だと取られそうですが、今の日本は(前々から何度もいうように)信用過多で多少“札を刷っても”問題が無い! という恵まれた立ち位置にあるのです!?

正直な話、「あと1000兆円」札を刷り、日銀引き受けで財源としてジャブジャブ市場に円を流しても特に問題は起こらないでしょっw

 

ハッキリいいまして、日本は「おカネで片がつく問題」なら、いっそ「おカネで解決」する為にドンドン刷ればいいんです!

……しかしなんか政府も専門家もマスゴミもそーした事実にはまるで目を向けず、まるで日本がギリシャや韓国などの『外資や外貨に投資・融資してもらわねば成り立たない』国と同じであるかのように考えています ( ゚д゚)、 ペッ

 

日本は自国の通貨で必要な資本を用意でき、自国の資本で財源を賄うコトのできる稀有な国です!

なのにその有利さに目を向けず、活用もしようとしないでその逆を――消費増税やら、公共事業の支出を制限しようとして来たこれまでの政府財政ならびに経済政策は、ハッキリいいまして国民への背信! 国家の犯罪でしょう! ( ゚д゚)、 ペッ

 

日本は他国から見れば莫大な米国債を積み上げています。

しかしそれは外貨であり、そのままではいくら額が積み上がろうと国民には何の恩恵もありませんっ(-"- )

せいぜい海外旅行の際に円の強さを感じるくらいでしょう。

 

このように日本はイタズラに富を信用という形に積み上げるばかりでその生かし方を知りません!

なんともったいないことでしょうか(´д`)ハァ

 

 

……まあ、逆に中国などは一帯一路やAIIB、途上国資源国へのカネのバラマキで散財しすぎて今や逆に対外投資が焦げ付いたり、不良債権と化して問題となっていますがっw

それに国内でも債務に頼った無理無駄な経済成長を追い求めすぎた結果、3800兆円とも5000兆円とも……あるいは一京を超える(!)などといわれるような債務が積み上がっていまっています!?

鬼城や手抜き中抜きのオカラ工事の公共インフラっや採算度外視の高速鉄道網などがバブルと不良債権の予備軍として控えています――ので、中国のような「成長の為の成長」のような無茶はすべきではないでしょうが、日本は中国と逆に「己が持つ宝、財の富が持つ力」を生かしておらず積み上げ眠らせています!

 

 

そろそろこーした状況から抜け出すベキなんじゃないでしょうか?

日本は、いわば中韓から欧米まで世界が羨むような高い民度と安定した汚職不正の少ない豊かな社会を成し遂げています!

そしてその豊かさは技術力や産業力に裏打ちされています。

 

そーした豊かな日本は、ほぼ単一民族で一つの言語を使う勤勉で真面目な国民の下、このほぼ半世紀以上、経常収支で黒字を稼ぎ、外貨を積み上げ、築き上げて来られましたっ!

そして分かりやすい数字指標の一つとして、今回取り上げた『二年ぶりに首位の座を奪還した』米国債の保有残高の一位! などがあるんじゃないでしょうか?

 

しかし日本の本当の豊かさは『絶大な信用度信用力』ではないでしょうか?

技術力も外貨残高の高さも、そして国家社会の高度さや発展度もそうですし、災害大国でありながら、他国では国家存亡の危機にも匹敵する大震災大災害に遭っても秩序を失わず、粛々と復興を遂げる――そんな社会の復興力再生力の強さも日本という国やその国民が高い評価と信頼を勝ち得る源だと考えます。

 

その信用は下衆な話をすれば円の強さ=多少のことでは価値が毀損しない通貨の信用! につながっています。

よって、日本はMMT――財政規律や通貨供給量の過多を気にせず財政政策を取り得る世界でも歴史上でも稀有な、奇跡的に恵まれた位置を占めています!

 

……しかしこの『信用』も未来永劫続くかどうかは分かりません。

大きな震災やあるいは戦争、または日本人が過去の先達のような研鑽や努力を怠り、先祖の財の上に胡坐をかいて貪れば、やがて没落していくでしょう。

でも、そうでなければ、逆に今積み上げられて来た日本の富を上手に利用できれば、さらなる発展と豊かで幸福な社会と国家を築くことができるハズです!

 

 

そのコトを今一度よく考えてみるのも一興なんじゃないでしょうか?

いかがですかねっ?

 

 

 

タイトル鬼子っ










 

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