こんにちは一黙です!
この前の日曜に久々に映画を観て来ましたっ。
人混みにでましたのでシッカリとマスクをして行きましたが、観た映画は『AI崩壊』という映画でした。
映画の出来は……なかなかのモノで良かったです♪
観ごたえがあり面白かったです。
詳しく書くとネタバレになりますので控えますが……ようするに事件を起こした連中は『少子高齢化社会が進む日本がこのままだと労働人口の縮小と福祉等の財政負担の増加で日本は破綻する!』と危機感を覚え、その解決方法として『日本国民の生命与奪管理計画』とでも呼ぶべきモノを超AI社会とビックデーターを用いて実現させようとしていた!?
――とでもいうのですかねぇ?
さて、この映画を観ての感想は―― 一部の頭でっかちの官僚や学者が考えそうな“大きな間違い、勘違い”だっですかねー?┐( ̄ヘ ̄)┌
この――
・日本がこれから少子高齢化が極端に進み
・人口が三十年後の2050年~2060年には八千万人台まで減少し
・労働人口が減る一方、長寿化による福祉の財政と社会負担が増大化し国家財政と社会が破綻する!?
――というどこぞの『財務(財務)省』なんかが喚きたててる話なんですが……本当にそうなんでしょうかね?
過去記事でも論じて来た話(わだい)でしたんで繰り返すようですが、私はそう思いません!
理由は簡単で、まず『少子高齢化』に伴う人口動態(人口ピラミッド)の偏重はあくまでも“一時的”なモノでありこの先の十年~二十年の一時期を乗り切れば「寿命という自然の摂理」によって均され解消して行く『程度の問題』に過ぎないからです(キッパリ
よく考えて見て下さい。
日本という国の長い歴史において「人口が一億二千万人」というのはある意味では『人口過多』の状態だったんですよ?
戦前まで日本本土――いわゆる内地と呼ばれる九州四国本州北海道の本州四島で限ってみればその人口は八千万ほどでした。
戦前の日本はこれに海外の領土――朝鮮半島や台湾、樺太、満州から中国東北地方、パラオ等の太平洋の委任統治領などにも住んでいた外地の人間二千万人を合わせて、だいたい総人口が一億を少し超える程度でした。
戦後、その海外領土をほぼすべて失い、外地からの引き上げ者を含めて日本に戻ってきた為に内地の人口は八千万人から一億を超え――さらに戦後のベビーブームで一億二千万八百万人(2008年のピーク時)にまで増大化しました。
しかし、その後の日本社会の経済成長と、その成熟化により今の日本は『豊かな先進国社会』として核家族化少子化高学歴社会を形成し完全に移行してしまっています。
考えても見て下さい。
昔の貧乏子だくさんといわれるような時代と今の日本は違います。
あるいは『先進国と発展途上国の違い』とでもいうべきでしょうか?
昔の戦後の50年代、60年代頃までの日本ならまだ中卒や高卒程度で……下手したら小卒程度で社会に出、働く人間も珍しくありませんでした。
しかし今は……そう、大学全入の時代!?(大学への入学希望者総数が入学定員総数を下回る状況あるいは大学進学が“当たり前な”時代)などといわれるように識字率が百パーセントが当たり前なように義務教育(小中卒)は当たり前、さらに高校進学どころか大学進学も当たり前になりつつある時代です。
しかしそうなれば当然、それぞれの家庭で子供にかかる教育費や大人になるまでの養育にかかる費用が桁違いに高まります。
なので昔は三人兄弟とか三人姉妹は珍しくありませんでしたあるいは四人とか五人以上の子供がいる家庭でも珍しくなかったというのに今は一人の子供しか作らないか? あるいは二人までという家庭がほとんどとなっています。
これは今の日本が子供の養育と学業にかける費用が大きくなりあまりそうポンポンと産んで育てていられない!? というコトも大きいでしょう。
あるいは晩婚化、もしくは結婚しないで独身を選ぶ若者が増えていますが、これも豊かな先進国として社会が成熟し結婚して家庭を形成してそこでの子育てなどにカネを使うよりも「一人であると自由に使えるお金が増え時間も自由になる」 からと一人で生きていく事を選択する人が増えているから……だともいいます。
逆に皮肉な話、貧困や格差が大きく社会もまだまだ発展していない発展途上国の方が「多子化」が盛んで人口動態も若年層が多数を占めている例が多い、というより普通です。
これは子供の乳児死亡率が高かったり、子供を労働力と見る国や社会が多いことも関係していますが、基本的に子供一人にそこまで養育費や教育費をかけていられませんし、逆に成長して基本的な最低限の学力(理解力)があれば工場などの労働市場で働き国と社会の経済成長に合わせて生活レベルと社会レベルの向上が望めるから日本や欧米の60年代、70年代頃までのようにまだまだ大家族~核家族に移行程度の社会状況なので 兄弟のいる家庭や三人、四人五人といった多子化の状況が続いているともいえます。
また、途上国などの場合、医療レベル公衆衛生レベルなどもまだまだ一般的には低く、平均寿命が(先進国と比べて)低かったり乳幼児だけでなく老年世代の病死率も高かったりしてバランスが取れている――とも皮肉な話、いえるのではないでしょうか?
さて、日本に話を戻しますが、日本のような先進国は今、まさに少子高齢化社会に突入しその問題課題に頭を悩ませています。
しかし実は日本が『欧米と』隔絶して違う点があります。
私はその同じ少子高齢化問題で悩む先進国だとしても“欧米とは日本が違う”大きな強みによって充分に日本はこの問題を乗り越えるコトが出来ると考えるのです!
その日本が持つ強みとは
・産業力、技術力の強さ
・日本の富の豊かさ
・外国人労働者(奴隷)に頼らぬ点
・民族的宗教的統一性と安定社会
が挙げられます。
まず、いうまでもなく日本は世界の最先端を行く技術立国であり産業大国強国です。
まあ、研究者、研究費用の減少により「ノーベル賞を今は取っていても将来は分からない……」などと悲観する声や心配する向きがあることも知っています。
しかし、それはこれから半世紀先の将来どうなるか? の話でありその半世紀程度の間ならば日本はこのままでも充分にそれなりに豊かで産業も盛んな国でいられるでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌
……逆に十年や二十年で日本が発展途上国のように後進国レベルに転落するとしたら――それこそどこかから『核の全面攻撃を食らう』とか『日本沈没レベルの震災に襲われる』かで日本が滅びなければそんな極端なコトにはならないでしょう。
では一番普通に考えたら? まあ、最先端の一番かどうかは置いといて相変わらず先進国グループのトップ集団には日本はいるんじゃないでしょうか?
そして、日本はすでに鉄鋼から化学製品に石油製品の生成まで中国韓国からアジア太平洋諸国、そしてインドや中東、アフリカ大陸まで大規模に石油等からレアメタルレアーアースなどの原材料を工業製品等で利用できるように加工精製して輸出する一大拠点として確立してしまっています。
私たち日本人は普段は意識していませんが日本は「石油製品の輸出大国」なのですよ?
皮肉な話、原油を輸入しておいてその原油から精製したガソリンを原油の輸出元の産油国に輸出したりしてします!
この他、いうまでもなくレアーアース・レアメタルといった希少鉱物も日本でその多くを精製して初めて工業製品で利用できる品になりますし、日本はそうした高度な加工精製技術と特許を押さえていると共にそうした生産財を大量に高品質で生産する大規模設備を有数る数少ない国なのですよ?
日本の富――貿易収支における経常黒字が一番それを表していますが『常に黒字』なのもそれが理由なのです。
そして次に日本の富の豊かさですが……これは日本は世界一の債権国で28年連続で世界一となっており海外にもつ純資産は約341億円であり、日本国内に積み上げた富=資産に関しても個人金融資産残高は1864兆円を超え、企業の内部留保だけで463兆円を軽く超え……さらに「国のシャッキンガ―」とウザイ、日本政府ですら国債は確かに残高は公債残高は897兆円に達していますがその一方で 資産は総計653兆円(そのうち、現預金19兆円、有価証券129兆円、貸付金138兆円、出資66兆円、計352兆円が比較的換金可能な金融資産である。そのほかに、有形固定資産178兆円、運用寄託金105兆円、その他18兆円) もってます。
さらに 国有地、庁舎・宿舎、 さまざまなインフラ等の不動産資産は日本全土にそれこそ天文学的なモノを有しています。
――と、いいますか、日本を全体を金銭価値でその資産価値を計算するとどのくらいの規模になるか? 皆さんは知っていますか?
その総額は軽く五千兆円を超える価値が日本列島にはあるのですよ?
上下水道から道路鉄道、高速道路高速道路、港湾空港――まで、インフラストラクチャーの整備を延々と積み重ねて社会投資してきましたからね~w
さらにこれにソフトとしての特許や技術――と、それを生み出し支える日本人としての人材の価値!
これだけの“財と富”が蓄積された価値ある国(地域、土地)が、歴史上、どれだけあったのでしょうかね?
少なくとも現代文明の頂点の一極を日本が占めている証左だと私は思いますよ?
――さて、今回はここまでにしたいと思います。
長くなりそうですんで続きはまた分けて書きたいと思います。
日本が今後少子高齢化で『映画で一部の頭のイイひと(仮』が危惧するように滅びるのか? そうでないのか?
そうでないのなら何故そう言えるのか? どうすべきなのか?
私なりの見方を書いて行きたいと考えます!
ではではーまた!
続き、楽しみにしていてくださいねーw
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