「道の修行」は「自己の正体」を見極めた後からのものです。
「起承転結」という考えがあります。
「起」とは問題意識を持つことです。
「承」とはその問題を自分の問題として思索することです。
「転」とは問題のポイントが確認出来たら、実際に修行することです。
「結」とは結果(目的地)に到ることです。
そこではじめて「元に還る(このままで善かった)事」が理解でき、「自分自身が道そのものである事」の自覚を得、初めて「道の修行」に入れるのです。
これをおシャカ様の教えでは「信解行證入(しんげぎょうしょうにゅう)」とはっきり示しておられます。