活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

修行の道程(みちのり)

2020年09月20日 | 法理

「道の修行」は「自己の正体」を見極めた後からのものです。

 

「起承転結」という考えがあります。

 

「起」とは問題意識を持つことです。

「承」とはその問題を自分の問題として思索することです。

「転」とは問題のポイントが確認出来たら、実際に修行することです。

「結」とは結果(目的地)に到ることです。

 

そこではじめて「元に還る(このままで善かった)事」が理解でき、「自分自身が道そのものである事」の自覚を得、初めて「道の修行」に入れるのです。

これをおシャカ様の教えでは「信解行證入(しんげぎょうしょうにゅう)」とはっきり示しておられます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。