「過去の因を知らんと欲せば、現在の果を見よ」というお示しがあります。
過去にどういう因縁があったかということを知ろうと思う人は、今の結果を
見てごらんなさいということです。
必ず過去の原因に因って今の自分の状態が現れているということです。
そして現在のことが原因になって将来の結果を生む訳です。
私たち衆生は呼吸をする際に、吐いたままで吸うことが出来ないと死んでしまいます。
ですから、「私たち衆生の命は吐く息と吸う息の間だけに在る」ということです。
従って人間(にんげん)は何時でも生まれ変わっている訳です。