ともちゃんの のんびり登山教室

分県登山ガイド「大阪府の山」(山と渓谷社)著者の岡田知子が
ご案内する登山教室。
のんびり、ゆるゆると山に登ります。

2018年9月13日 台風後の金山谷を経て岩湧山へ

2018-09-17 16:23:54 | のんびり山歩の会


大型台風21号が通り過ぎた後、山の道はどうなっているか、おそるおそる進みます。
滝尻バス停から林道を進むと、道路をふさぐように倒木が!








こんなふうに倒木をくぐったり乗り越えたりする箇所が、いくつかありました。








薄暗い谷に可憐に咲くクサアジサイ(アジサイ科クサアジサイ属)。9月にアジサイが咲いている
なんて、ちょっと不思議です。








金山谷の登山道に入ります。水量の少ない時なら沢の中を歩けるのですが、さすがに水の量が多く、
水を避けて歩くのが困難。










高巻きも大変!今回の台風のせいだけでなく、ところどころ道が抜けていたり、踏み跡が消えていたり
して、かなり歩きにくくなっています。








困難の末、ようやく布引滝に到着。安全に配慮したため、結構時間がかかってしまいました。
誰もケガをしなかったのはさすがです!








上り詰めると、車道に出ます。
「今までの道のりがウソみたい。」








汗(冷や汗?)をぬぐい、昼食をとってから、岩湧寺への車道を歩きます。







「きゅうざかの道」から再び登山道へ。








道沿いにクチベニタケを見つけました。丸っこくて可愛いキノコです。







ヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)もたくさん咲いていました。この株では、つぼみ、咲き始め、
開花後の姿をいっぺんに見ることができました。
「つぼみがロケットみたい。」







植林を抜けると、きれいな雑木林になります。








さすがに「きゅうざかの道」と名付けられただけあって、なかなかの傾斜でした。
「このコースは健脚者向きって書いてあるー!」
「どおりでしんどかったわけやわ!」
いったん車道に出たので、よけいにしんどい気がするのかもしれませんね。









岩湧山の山頂部はカヤト(ススキ)が一面に生えていて、毎年春に山焼きが行われ、手入れされて
います。








三角点峰(897.1m)。








西峰で記念撮影。
金山谷で予想以上に時間がかかり、予定していた滝畑ダム17:13発のバスに乗れそうにもなく、
17時台のバスを逃すと次は19:08まで待たなければなりません。
コースを変更して、岩湧寺を経て神納バス停まで、舗装道を歩くことにしました。
時間はかかりますが、暗くなっても安全ですし、バスの本数は格段に増えます。








岩湧寺に下山します。







ちょうど、シュウカイドウ(シュウカイドウ科シュウカイドウ属)が満開でした。








道沿いには見事な大群落!コース変更したおかげで、見ることができました。








地面から出たばかりのタマゴタケも発見!








名前の通り、真っ赤なタマゴみたい。







ここが大阪かと思うような田園地帯の舗装道を、のんびりと歩きます。







猛暑、炎暑と言われた夏も過ぎ、ヒガンバナが咲き始めていました。ちゃんと季節は巡るんですね。

神納バス停での待ち時間が長いようなら、南青葉台口バス停まで足を延ばすつもりでしたが、到着してから
ちょうど15分後くらいにバスが来るということで、ようやく足を休めることができました。





こんな登山がしてみたくなったら、メッセージください。



                      

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