2020年11月15日(日)、冬が来る前にとにかくバイクに乗っておこう(冬に死ぬ可能性もありますしね)という事で小安方面をプラプラしていましたが、寛文五年堂がうどんレストラン始めたっけなあということで食べに行ってきました。

 

かつて皆瀬ダムのところに「ダムの茶屋」という伝説の稲庭うどん食堂があったのですが、先日近くを通った時入口の看板部分がスプレーで消されていて、ああ本当に辞めたんだと思っていた矢先、新しく黄色いステッカーで「ダムの茶屋」とあったので再開したのかと思い伺ったところ「冬季休業中」とやってるのかやってないのかわからない状況でしたので、寛文五年堂に立ち寄った次第です。

 

 

佐藤養助商店は相変わらず劇混みでしたがこちらはスカスカですぐに食べられました。稲庭うどんの生うどんと干しうどんの「味比べ」を注文しました。

 

「稲庭うどんは、引き算の美学である」というのが持論の私ですが、ここの汁は熱々でかつダシもしっかり(かつ必要以上に自己主張しない)、汁の塩分は最小限オブザ最小限で小麦粉を味わえるよう配慮されており、佐藤養助商店よりもおいしいと思いました。

 

ただ、ダムの茶屋という天才の稲庭うどんを知っている身にとっては、うどんの中のキノコが少ないなとかは思います。しかもかつてのダムの茶屋は「端っこうどん」であの味を出してたのがすごいですよね。

 

稲庭うどんは熱々で、ギリギリの塩分で食うのが一番うまい。ざるうどんなんて食べ方は稲庭うどんの歴史の中では最近の食べ方だし、冷やしているものに味をつける以上ゴマダレも普通のたれも濃いめにせざるを得ず、それだとワザワザ高い稲庭うどんでなくてもできますしね。

こちらが生うどん。プリプリした歯ごたえ。

 

こちらが干しうどん。モキュプリという感じ。

どちらもうどんの味を壊さないわき役に徹した汁で美味しかった。完飲。

 

どちらもおいしかったですが、自分は干しうどんに軍配。

 

このメニューはいいアイデアだと思った。女性店員も若い女性を配置して、社長の戦略が垣間見えた。

 

ごちそうさまでした。

 

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