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悲痛モンスター井上らボクシング界

2020-04-11 | 日記
ボクサー殺すにゃ刃物はいらない。
試合やらねば、マンマの食い上げ。

新型コロナウィルスにボクシング界はKO寸前だ。
モンスター井上尚弥が10日、27歳になった。
若いと言われても時は残酷に刻む。
順調なら2週間後の25日はラスベガスで統一戦の予定だった。
延期で、億単位のファイトマネーが吹っ飛んだ。
ビッグマッチ実現にはコロナ終息が条件で、先が見えない。
それでも、井上クラスは蓄えがあるからいい。

チャンピオンでも兼業しなければ食っていけない世界。
東西の名門、大橋ジムと井岡ジムが一時閉鎖の英断を下した。
弱小ジムは経営難に陥る。
興行自粛がクビを締め始めている。
試合が組めなければボクサーは、減量も練習も身が入らない。
日本王者クラスで1試合100~200万円ぐらいのファイトマネー。
年間3試合しても500万前後。
他の多くのボクサーは推して知るべし。
試合が出来なければ収入はゼロなのだ。
世界を見ても、興行は軒並み中止、延期。
6月に予定されていたヘビー級3冠戦(英国)ジョシュアVSブレーブ戦。
7月のWBCヘビー級戦フューリーVSワイルダー戦(米国)。
医療崩壊の時代。
試合にはリングサイドにドクターの臨席が必要。
とても、そんな余裕はない。
ボクサーは試合をしてナンボの世界。
チケット収入(観戦料)から選手、プロモーター、マネジャー、トレーナーそしてJBCに報酬を生み出す。
ボクシング界は見えぬ敵と戦わねばならない。
復活のゴングはいつになるのだろう。










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