日銀のついて書いた記事のアクセス数がやたら増えているので更新です。

 

日銀の債務超過についてですね。


2020-03-15株価暴落に伴う日銀の債務超過の可能性について考えてみる

https://www.financepensionrealestate.work/entry/2020/03/15/102632

要するに、ETF、ようは株を持っていますが、株価が下がったことで、含み損じゃないか、という話みたいです。

 

例 2万円で買いました。

→ 1万5000円になりました。

まだ売らないけど、売ったら5000円赤字だね、みたいな。

 

日銀の債務超過の赤字を訴えている過去の記事もありましたが、だいたいそんな感じ。
あとは利ザヤとの比較とか

 

膨らむ日銀 債務超過の足音、描けぬ出口戦略 2018/6/7 17:30

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31483580X00C18A6SHA000/

 

うん。どうでもいいです。また更新した経済の流れ図になります。

 

 

かんたんに解説すると、、、日銀はお金を作っているところです。以上。

 

ただ、図の中では国債を買っていますが、ここでETFという多少株も買っているというわけですね。それが、この記事最初のリンクの図中では27兆円と言っています。これが25兆とかに価値が下がるとかいう話かと。しかし、いますぐ困るわけでもないし、と。

 

話は終わりですが、日銀はETFで株を買い、相場を支えるって話ですね。

→相場が下がっては、株の発行会社が困るため。

 

株を発行する企業は、銀行からお金を借りずに、株でお金を集めてますから、返済の必要がなく、運転資金がラクラクになります。しかし、今回みたいに株価が下がると、企業業績がガタ落ちを見越して、株が売られてしまいます。つまり、集めたお金を返す必要が出てきます。急に運転資金が取り上げられたら倒産の恐れもありです。下請けも連鎖倒産するかもしれません。

 

だから政府は買い支えると。また、このコロナ不況で、運転資金が厳しい企業は更なる株を発行して、運転資金を確保するかもしれません。

 

そんなことより、国債発行からの日銀買い取り→政府に財源→民間へ財政出動をしてほしいですね。景気が良くなります。自然と株価(企業の成績)だって上がるでしょうに。

 

私としては緊縮財政を訴える人は要らないと思います。この有事でさえ、国民に財政出動をし、助けることさえ拒むわけです。普通に国債発行して景気が良くなり、物価が2%に上がったら、今度はトルコ政府みたいに、利上げをして、下げる手がありますよね。

→そうしたらまた国債発行で景気上げができます。そんな利上げを繰り返して、10年国債金利が7%くらい、物価も2%以上になってから「国債発行を控えろ!」と叫べばいいのではないでしょうか。それまでは緊縮派など不用です

 

しかしながら今回、日銀が追加の金融緩和というので、さらに国債市場の国債を買い尽くして、マイナス金利を押し下げるのか?それとも国債発行して、それをカバーするのか?と思ったら株購入とか、ガッカリです。しかし、安倍政権なので「ああ、やっぱりね」という感じでもあります。

意地でも財政出動しないようです。

 

NY株も低下し、日経平均も16000円台になり、経済的に有事で、世界恐慌に酷似している状況ですが、いま政府がお金出さなくていつ出すの?と思いませんか?せめて1970年台の20%くらいほしいですよね。政府の国債残高1000兆円の20%だと、200兆円です。それくらい出しても今までの統計で想定できる範囲内です。

 

 

ド底辺の時期でも国債残高の増加率は10%くらいはあるのでその倍程度です。

 

1930年台の世界恐慌に酷似していますが、今の時代、戦争の影も薄く、歴史も統計もあるし、各国の対応も見れるし、ヌルゲーのはずなんですが、安倍政権、立憲トップは阿呆しかいません。対処できるでしょうか? 当時は高橋是清さんが財政出動してくれました。 世界恐慌 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%81%90%E6%85%8C#%E6%97%A5%E6%9C%AC

*** *** *** *** *** *** *** 

1923 関東大震災 

1927-29 昭和恐慌~世界恐慌 

1930-1931 昭和農業恐慌(冷害・凶作) 

 

1931 高橋是清が財政出動(ケインズ政策) 世界最速で恐慌離脱。 

 

ヒトラーにシャハト、ルーズベルトがニューディール政策などで後に続く。

(すべてケインズ政策) ← これを実績もなく否定してきたのが現在の新興経済学

 

1933 昭和三陸津波 

1936 2.26事件 高橋是清 没

 

軍部が、お金が余るほど国債を発行しインフレ加速。それを止めようとして暗殺される。

 

*** *** *** *** *** *** *** 


というわけで、この日銀の追加の金融緩和ですが、株式発行会社を、上場企業を助けるものです。

あれ?上場していない企業には? → 無利子、無担保だかですが、借金ですね。

 

お金は貸すよ、使わなかったら返してね。返せなかったら差し押さえね。です。

庶民や中手企業にはとことん支援しませんね。

 

◆ よかったらシェアやツイート下さい ◆

ランキングはクリックいただけると、現在の順位が表示されます。

CTRL+左クリックで、このページを消さないで、新しいページを開けます。



人気ブログランキングへ

 

----編集後記----

 

さて、株式については国民経済の指標にあまり関係がないので、あまり触れてきませんでしたが、どうでしょう?抜け漏れはあるかもしれません(自信はあります)笑

 

とりあえず、1930年の世界恐慌も結構長く続いたんですね。で、昔の頭のいい人たちは財政出動にてスパっと切る。ニュースを見ていても、国民に手厚く財政支援をしている国はたくさんあります。本当に、日本はどうなるでしょうか?

 

もしここで財政出動に大きく舵を切ったら、まさにそれは日本経済の新しい幕開けだと思います。

本当は第二次安倍政権ができたときも、株価が7000-14000円と回復したんですよね。

あのときに買ってみれば私は資産2倍なってましたねー、少しやり方覚えた方がいいだろうか@@

 

まぁ、口だけ政権で、半年で裏切られましたけど→TPP参加します宣言。

 

ケインズさんも、財政出動がしっかりしている時期だったら、株をよく当てていたらしいですね。

→国家予算見れば、その国の景気がどうなるか、予想できますもんね。

 

それ抜きにして株の話だけとかファジーすぎて、よーわからんですね@@