年を重ねると「昔見たいにスタスタ歩けない!」「手すりを使うようになった。」など
筋力が弱くなったことを実感する方も多いかと思います。
加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、
握力や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を”サルコペニア”と呼びます。
できれば、筋肉を維持したまま、毎日を健康に過ごしたいですね。
そんな中、「1日1回『牛乳』を飲むことでサルコペニアの予防になる」という研究結果が発表されました。
筋トレをしなくても良いなら、気軽に試せる方法ですね!
内容は東京都健康長寿医療センター研究所の成田氏らが、
第60回日本老年医学会学術集会(2018年6月)において発表したもの。
対象は、70歳以上の810例。
牛乳(普通乳か低脂肪乳)の摂取状況に応じて、
3群(毎日1回以上、毎日1回未満、飲まない)に分けて評価。
結果ttp飲まない)の割合は、
普通乳 :それぞれ 52.9%、28.5%、18.6%、
低脂肪乳:それぞれ 18.1%、16.4%、65.5% だった。
・普通乳を「飲まない」群に対する
「毎日1回未満」と「毎日1回以上」の摂取群のサルコペニア保有リスクは、
「毎日1回以上」摂取群で有意に低かった。
・サルコペニア罹患と有意な関連がみられたほかの要因は、
高年齢、BMI低値、BMI高値、脊椎系疾患の既往 であった。
というもの。
低脂肪乳ではない、普通の牛乳を毎日1回以上飲むことで、
筋肉量や身体機能の低下を防ぐことができ、
サルコペニアの予防にもつながる可能性がある。ということですね。
子どもに必要な栄養は、何歳になっても必要と言えるのでしょう。
牛乳を否定する意見もあります。今後しっかりと調査が進むといいですが、
気軽に筋力低下を防げることは間違いないように思います。
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