509.無農薬らっきょうを繋ぎたい |  試行錯誤!! 0円農業日記

 試行錯誤!! 0円農業日記

 代々伝わる畑を放置し、荒れ放題。
 後ろめたさとストレスに耐えられず、
 金をかけずに野菜を作り始めた。
 最低限の時間をかけるが、金はかけない…
 という信念のもと、今日から少しずつ、
 俺の「0円農業奮闘記」を見てもらおう。

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次の文を読んでほしい。

 

脱サラした同級生が11年ほど前に有機農業を始めた。

全国でも珍しいらっきょうの有機栽培を始め、米や固定種野菜の自然栽培もしていた。

また、「鳥取全体で食への関心を高めていきたい」と、就農した4年後にオーガニック野菜のフリーマーケットの運営も開始した。

さらに、鳥取のオーガニック食材を使ったカフェやラーメン店もオープンし、「食」を通じた健康づくりを目指した。

 

この文を読むと、一見、華やかでワクワクする活動なのだが、実際の彼の生活は請求書と支払いに追われる日々が続いたのだ。

 

 

 

農業で生活するためには、どの作物を、どれだけ作り、どのように販売し、どれだけの利益を上げなければならないのかを、きちんと計画しなければならない。そして、それを計画通りに実行するには、時には農薬と化学肥料の手助けを借りなければならない。

 

 

彼の野菜や米の栽培は、農薬を利用しないため病害虫の被害が多少なりともあったのではないかと思う。

 

また、肥料の制限によって生育が遅れたり面積あたりの収穫量が大幅に減ってしまったりということもあったはずだ。

 

ある記事では、34種類の作物の平均で有機栽培の収量は慣行農業の66%(34%減)と報告されている。

 

 

通常、らっきょうを栽培し収益を上げていくためには、病原菌を持ち込まないために土壌と種球を農薬で消毒しなければならない。

 

また、らっきょうの成長を阻害する雑草を駆除するために除草剤を使わなければならない。

 

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/11.html

※農林水産省の鳥取砂丘らっきょうのページより抜粋

 

 

これを見ていただきたい。

 

ある事情で農業が続けられなかくなった同級生の有機らっきょう畑だ。

 

2年ほど前から耕作放棄地となり、雑草でびっしり覆われてしまった。

 

 

彼が着手した有機農業の目的のひとつは「農薬や化学肥料を使わないことで、安心・安全な農産物を作ること」であった。

そして、“食”によって健康で幸せな人たちが増えることを夢見ていたはずだ。

 

それが、継続できなかったのはとても無念であっただろう…。

 

 

 

草ぼうぼうの元らっきょう畑の中を歩いていると、こんなものが目に入った。

 

 

むむっ目ビックリマークアップ

 

緑のしゅっとした葉っぱに手をかけ、ちぎらないようにゆっくり抜いてみると…

 

 

小さっあせる

 

でも、らっきょうだポーン!!

 

 

無農薬で育てられたらっきょうが分けつを繰り返し、野生化して草の中で生き残っていたのだ。

 

 

 

分けつしたらっきょうは、ひとつひとつ分けて植えられるから鱗茎が肥大するのだ。

 

このままにしていたら、野生のアサツキ同様に鱗茎が小さいままだ。

 

 

よし、これらの野生化したらっきょうを俺が、彼がやったように無肥料、無農薬で育ててみようひらめき電球

 

 

 

そしていつか、命を繋いだ彼の有機らっきょうをキクイモ同様に全国の愛好家さんの元に届けたいなあ…(※´ -`)トオイメ

 

 

 

 

ではまた(^^)/~~

 

 

 

 

今日のオススメは、種球としても使える鳥取県産 砂丘らっきょう 3kgビックリマーク

↓画像をクリックすると詳細が分かります。