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6月に入ると、タケノコはかなり大きくなり穂先タケノコを採ることができなくなった
今年はこれが最後になるかなあ…(※´ -`)
何度も活躍してくれた寸胴鍋はきれいに洗って保管しておこう。
さてさて、3~4mの高さに達する皮を身につけた新しい竹を
1m前後の高さに切って袋をかけておくと、
竹の切り口からしみ出てくる水が袋にたまる。
これが竹水だ
竹水は、竹の生長期に(5~6月にかけて)地下茎から吸い上がる水のことで、年間わずか2~3週間しか取ることができない貴重な水なんだ。
生長期の若い竹は一晩で約1m近くも伸びる驚きの生長力を持っているので、その生長力の源と考えられている竹水が何か神秘的な力を持っているのではないかと期待してしまう。
実際に、その成分には多くのポリフェノール類、ビタミンB群、アミノ酸などを含み、成長途中の野菜にかけてやると成長が早くなるとか、化粧水として使うと肌がツルツルになるとか、頭皮につけると髪の毛のハリが良くなるとか、様々な効果が表れているようだ。
↓竹水についてのおもしろい論文を見つけたので、興味があれば見ておくといい↓
竹水については、その存在を数年前から知っていたのだけど、実際に採取しようと思い袋をセットした去年は時期を逃してしまって1滴の竹水さえ採取できなかったという苦い思い出がある。
今年は、穂先タケノコをしょっちゅう採りに山に入っていたので、竹水の採取のタイミングを逃すことはなかった。
ところが、袋の取り付け方が下手すぎて、水が集まるのは3袋に1袋の低い確率となってしまった
これが今年初めて集めた竹水だ。おがくずも一緒に混ざっていたので、コーヒーフィルターで濾してペットボトルに入れた。煮沸はしていない。
約900mℓのペットボトル2本分採れた。
グラスに少しだけ入れて飲んでみると、
ほんのりタケノコ風味。少し甘みが感じられる。マズくはないが、すごくうまいというほどでもない。
冷蔵庫でキンキンに冷やせばゴクゴク飲めるかもしれないけど、貴重な竹水をゴクゴク飲むわけにはいかない。
竹の成長は早くて、タケノコの皮をつけた若竹を探すことが既に難しくなっているのだけど、あと2~3ℓは欲しいので夕方に袋を仕込みに行こうと思っている。
竹水がたくさん採れるといいなあ…(※´ -`)トオイメ
ではまた(^^)/~~
今日のオススメは、「竹徹底活用術ー荒れた竹林を宝に変える!」。
↓画像をクリックすると詳細が分かります。