カマキリ

秋になると、
うちの近くでもカマキリがよく出てきます。

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人目に付きやすくなるのは
秋までに大きくなることや
繁殖シーズンに入り、
行動範囲が広くなるためのようです。


秋になると、
カマキリは、子孫を残すために必死になっていきます。


カマキリは、
交尾が無事に終わると、
雌が雄の頭をかみちぎったり、
体を食べてしまうことがあることは
よく知られています。



交尾後にすべての雌が雄を食べるわけではなく、
種によっても違いがありますが
雌が雄を食べてしまう割合は
推定で10~30%ではないかといわれています。


この一見、残酷に見える行為は
実はカマキリにとっては大切なこと。




カマキリが交尾のパートナーを食べてしまうのは、
よりよい子孫を残すためです。

交尾後に雄を食べた雌は
通常の2倍の数の卵を産むことができるのです。


カマキリは、
このほかにも
カエルやトカゲ、コウモリ、ネズミ、鳥なども食べているところが確認されています。
鳥を捕まえた場合、
真っ先に頭に穴をあけて、脳を食べるようです。


動物たちの
よりよい子孫を残していこうという意欲はすごいものです。




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2017-12-18