KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

チャエダシャク20191130

2019年12月10日 | チョウ目
チャエダシャク。

公園のトイレで撮影。
トイレで写真撮ってるヤツ!
怪しい!(笑)

前翅・後翅ともに、外横線が途中まで真っ直ぐで、後縁近くで頭側に曲がっています。
(後翅は腹側に曲がることもあるようです)

これは12/5に職場の敷地内で撮影した個体。

オスであるらしく、左側から触角の一部と思しき羽毛状のモノが見えている。
普通はこんな風に、体の下に触角を隠して止まるのだろう。

12/8、公園のトイレで古い蜘蛛の巣にかかっていた個体。
やっぱり同じような状態ですね。

これは12/9に撮影した個体。
場所は忘れた(笑)
認知症か?(笑)
これはハッキリ、オスだと分かりますね。

12/9、19:06、公園のトイレにて。
益々怪しい!(笑)
こんな時期に見られますが、成虫は越冬できないようです。
儚いですね。

分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:39~45mm
分布:本州(秋田県・岩手県以南)、四国、九州

成虫の見られる時期:10~12月(年1化)
          卵で冬越し
エサ:成虫・・・
   幼虫・・・クルミ科、ブナ科、バラ科、ミカン科、クワ科、リョウブ科、チャノキ
その他:雑木林に見られる。
    灯火にはあまり来ないと言われる(疑問)。
    前翅・後翅ともに、外横線が途中まで真っ直ぐで、後縁近くで頭側に曲がる。
    (後翅は腹側に曲がることもあるようだ)
    オスの触角は羽毛状、メスは糸状。
    幼虫は春に見られる。
    お尻近くに小突起があり、体の前の方で白点が首輪状になる。
    終齢幼虫の体長は50~60mm
    生活史については、「茶の害虫チャエダシャクの生活史」に詳しい。
    (1970年の論文であり静岡県でのデータだと思われるので、活用には時期の補正が必要と思われる)
    幼虫が一番茶萌芽前後から加害する茶の害虫とされるが、被害の程は疑問。
    (ネット上では茶の害虫として取り上げているサイトは少ない)
参考:学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
   北茨城周辺の生き物
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   虫ナビ
   京都府HP
   J-STAGE 

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2 コメント

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こんばんは (おばVAN)
2019-12-11 19:58:34
トイレでカメラ~!
それ、ものすご~く気持ちわかります!
変な人って、怪しいヤツって、
思われるだろうな~と・・・
でも、撮りたい!
ここで逃したら、次いつ逢えるかわからない!
経験ありますもん。

くれぐれも通報されませんように!
おばVANさんへ (KONASUKE)
2019-12-11 20:08:21
コメントありがとうございます。

そうなんですよ!
一期一会でねぇ。
撮り逃して、後で後悔しないように。
やらないで後悔するより、やって後悔する方がいい!

まぁ、通報とか職質とか、気を付けます(笑)
キョロキョロ、辺りに人が居ないか、見まわして・・・って、余計怪しいぢゃん!(笑)

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