KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

水、黒々と澄む

2019年12月13日 | 風景
北山公園の池。
「水、黒々と澄む」という感じ。

「陰陽五行説」では、万物は木・火・土・金・水(もっかどごんすい)の5つの要素で成り立っていて、互いに影響を与え合っている、と考える。
「水」は方角では北、季節では冬を表わす。
冬は水が黒々と澄むから、色は黒(玄)なのだそうだ。
だから、「玄冬」って言葉が成立するのだな。

因みに・・・
木・・・東、春、青(緑)、「青春」
火・・・南、夏、朱、「朱夏」
土・・・中心、季節の変わり目、黄
金・・・西、秋、白、「白秋」

「白秋」は北原白秋が名前に使ってますね。
秋が白、ってのは、日本人には理解し難いかもね。
まぁ、中国発祥の思想なので、若干、日本の季節感とは合わないところがあるよね。
秋の収穫期に霜が降りて一面真っ白になる、ということなのだそうな。
「金」は今でこそ「金属」という捉えられ方だけど、元々は、収穫物を意味していたと、何かの本で読んだな。
秋→収穫→霜→白っていう連想だと。

この辺の話は、前に「国技館の土俵の上の房の色」でもやったな。

まぁ、あくまでKONASUKEの理解してる範囲での話なので。
正確ではない内容も含まれてるかも知れないので、鵜呑みにしないようにね(笑)

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