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アーサー・C・クラークさん

幼年期の終り

 

 

幼年期の終り 幼年期の終り
 
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書名 :幼年期の終り

著者 :アーサー・C・クラーク

訳者 :福島 正実

発行所:早川書房(ハヤカワ文庫SF Kindle版)

読了日:2018年12月4日(火)

 

【あらすじ】

異星人の宇宙船が地球の主要都市上空に停滞してから50年。その間、異星人は人類にその姿を見せることなく、見事に地球管理を行なった。

だが、多くの謎があった。

宇宙人の真の目的は?人類の未来は?

――巨匠が異星人とのファースト・コンタクトによって新たな道を歩みはじめる人類の姿を描きあげた傑作!

 

注ネタバレあります。

 
 
科学者でもあり、SF界のビッグ・スリーのひとりで、映画化作品ではあの『2001年宇宙の旅』が超有名なアーサー・C・クラークさんのSF史上に残る傑作であります!!
 
高校生の頃から知ってるのに読みそびれて今ごろ読むシリーズですさらにショックおやじ。汗
 
も~んのすごい壮大な物語です。3部構成。
 
 
「オーバーロード(上帝)」と呼ばれる宇宙人がやってきて、事実上地球人類は支配されてしまうんだけど、彼らはまるで幼子を見守るように人類を保護し、監督し、誘導する。
おかげで、地球上からは戦争もなくなっちゃうし平和になるしいろいろ便利になるし、ほとんどいいことづくめ。
 
でもそんなうまい話ある!?
なんか企んでんじゃないの!?
わざわざ地球にやってきた目的がなんかあんじゃね!?
 
・・・と疑いながら、100年の時が流れるええ!!!!
 
もはやオーバーロードを疑ったりするものは誰もいない。
彼らは地球人にとって尊敬すべき師であり、大恩ある母なのだ。
ああ、我々もあのような素晴らしい存在に一歩でも近づきたい。なんなら、いつか彼らを越えることが出来るなら・・・。
 
その日は突然訪れる。
 
地球人類の幼年期の終りが号泣あせる
 
 
ここから先のネタバレしちゃうと、この本の面白さはかなり削がれるのでやめとこ。
 
・・・やめると感想もぼやかして書かなくちゃさらにショックおやじ。汗
 
 
世界の終わりがどんなんなのか、というテーマの小説も映画もたくさんあるけど、これはやっぱりスゴい。
というか、これは世界の終わりなのか人類の新しい夜明けなのか・・・?
両方なんだなあ。
 
すごく悲しい号泣涙*m
 
うちの娘も独り立ちして今は離れて暮らしておりますが、それと同じかな。新しい世代は未来に向かって歩み出し、古き世代は使命を終えて静かに去る。
 
1個の家族と人類という種族で単位は大きく違うけど、取り残された最後の地球人の気持ちが多少わかる気がします。
 
サビシイなあ。
 
 
 
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