<建設業許可 福岡(100)>建設業。マラソンが札幌に。 | 福岡の建設業許可申請をサポート スタートアップ系経営コンサルタント・行政書士 光岡欣哉の起業しようよ!

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こんにちは

「スタートアップ系経営コンサルタント・行政書士」の光岡です。

 

ぐっと涼しくなったり、やや暑かったりする妙な気候です。

 

オリンピックのマラソンが、札幌に!・・・・

 

IOC、組織委員会、東京、札幌それぞれが思惑は。

皆が被害者のような。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建設業と

マラソンが札幌に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唐突にマラソンは札幌で・・・

IOCサイドから、そんな話が決定事項として

伝えられました。

 

衝撃です。

東京都知事との打診なしで、決定事項

と理解しなさいとは。

 

いろいろな問題がありますが、ランダムに並べると

①走るコースを変更されて、選手への影響は?

②暑さ対策のために投じた東京都の費用は無駄に?

ここで、選手が走り易くなるように実施した対策で、

建設業の関わった工事もたくさんありそうです。

その工事もマラソンに寄与しなくなるのか?

 

イメージ写真(フリー素材) 写真元

 

③札幌の開催にかかる費用負担はどこ?

④東京開催前提で動いたビジネスは?

⑤東京開催を楽しみにしていた人々の落胆

などなど、金銭、感情、プライド面などなど。

 

上記のようなことをすぐに考えつきましたが、

倫理的側面ということで、以下のようなお話も

あります。

 

 

内田樹「五輪マラソン札幌案で露呈した“最悪の場合”を考えない人たち」

 

哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。

時事問題に、倫理的視点からアプローチします。

 

*  *  *

 国際オリンピック委員会のバッハ会長が、マラソンの会場を札幌市

に移す案を提示した。寝耳に水の東京都はこれに反発して、時間のさ

らなる前倒しや被災地への会場移転を逆提案している。都知事が

「北方領土でやればどうか」と捨て台詞を吐いて外交問題にまでなった。

もう収拾がつかない。

 

 アスリートが質の高いパフォーマンスを達成するために真夏の東京

は全く適さない。そのことは日本人なら誰でも知っている。しかし、

五輪招致委員会は東京の夏は「温暖でアスリートに最適」という真っ赤

な嘘をついて招致を実現した。

 

 札幌への移転提案を受け入れた場合、そのコストは誰が負担すること

になるのか。これまでマラソンのために投じた舗装の改良工事の300億円

が無駄になるばかりか、札幌での競技開催にも新たなコストが発生する。

その請求書を回されたら都民だって怒り出すだろう。

 問題は「これは私のせいです」と言って公的に謝罪する人間がどこにも

いないということである。なぜか全員が被害者のような顔をしている。

 

 ことの筋目から言えば、招致に際して虚偽を述べた五輪招致委員会理事長

竹田恒和前JOC会長が責任を取るべきであろう。だが、彼は五輪招致票を

買収した容疑でフランスの司法当局の捜査対象となっており、すでにその職

を辞している。五輪関係者たちはできれば彼一人に責任を押し付けて、自分

たちは被害者のような顔で現場からそっと立ち去る算段でいるのだろう。

身から出た錆とは言いながら、気の毒な人である。

 

気になるのは、他の競技団体も黙ってはいないのではないかということである。

東京の真夏ではアスリートの健康リスクが高すぎる。ハイレベルの競争も期待

できない。ならば、われわれの競技も涼しい土地でやりたいと言い出した場合、

組織委員会にはそれに「ノー」と言えるどういうロジックがあるのだろうか。

多分誰にも対案はないと思う。「最悪の場合」については考えないという習慣を

内面化した人たちに大きな仕事を任せると「こういうこと」になる。だから、

「五輪招致反対」と言い続けてきたのだが、結局予想通りになってしまった。

 

AERA 2019年11月4日号

 

2019年10月30日 AERAdot

オリンピックが行われることは、間違いないので招致反対云々は置いときますが、

まあ、夏にやれば暑いのは当たり前。

いわんや、東京なら冷房システムの外気、車の排気、アスファルトの照り返しなど、

暑さの原因は多いような気がします。(気温の要因の詳細はわかりませんが)

 

選手のことを考えると、もちろん涼しいほうがいいのだが。

(しかし、一部の選手は札幌の涼しいというメリットよりも走った経験がない

ディメリットをあげていた。)

 

IOCは先般の「ドーハの地獄」が気になって仕方がないようです。

 

 

 

 

 

今号も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。