二年前、当時はじめて購入したフルサイズレフ機（ニコン D750）を愛用していた。ある程度の大さと重量は「フルサイズだからしょうがない」と覚悟していたものの、外に持ち出す際には、ついつい億劫になることがあった。徐々に「長く使うのであれば、やはり小型軽量がいい」と思い始め、いつしかソニーのフルサイズミラーレスカメラが気になるようになった。当時ニコンもそれを発売すると噂され発表を持ちわびていたがそうした気配は一切なく、ついには一大決心。ソニーへ（レンズを含めて）全部鞍替えしてしまった経緯がある。 当時の記事（フルサイズミラーレスの誘惑 SONY α7II）

 ニコン公式サイトより

そんな経緯もあり、「ニコンがフルサイズミラーレスカメラを発売する」というニュースに、なぜかワクワクしてしまうソニー野郎がここにいる（笑）。しかし残念ながら、それを購入するつもりはない。当時なら100%購入したはずだけど、自分にとってはこの発表は遅すぎた。今はすっかりソニーEマウントにしばられている。 (^^; ただ、これを契機にシグマやタムロンなどのサードパーティによる、ミラーレスネイティブなレンズの発売が加速すると思われ、その意味でも大いに期待してしまう。

将来ハイエンドカメラの主戦場になるだろうフルサイズミラーレス市場でガチンコバトル、複数メーカーで切磋琢磨してほしい。さらには巨人、キヤノンの市場参入も噂されているし、本当に楽しみ。考えてみると、ここまで日本メーカーが世界をリードし、我が事としてワクワクできる市場は他にはないわけで、そこもうれしい。

「動きものに弱い、EVFなんて使えない」と言われ続けてきたミラーレスカメラだが、ソニーα9の発売がニコンやキヤノンを本気にさせた契機ではないだろうか。フィルムカメラ → デジタル一眼レフ → ミラーレス一眼。。もしかすると将来、「レフ機の終わりの始まりはこの時点だった」と言われるようになるかも。2年後の東京オリンビック、力メラ市場をリードしているのはいったいどんなカメラだろう。

プレスリリース：新次元の光学性能を追求した、新マウント採用のフルサイズミラーレスカメラとNIKKORレンズを開発　

 
P.S. このカメラ、正式発表は8月23日らしいです。

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