廣田信子のブログ

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マンションコミュニティ研究会、MSC㈱代表廣田信子より
日々のマンション生活やお仕事に、また人生にちょっとプラスになるストーリーをお届けしています。
一人ひとりが自分らしく活躍しながら、力を合わせることで豊かに暮らす、新しいコミュニティ型社会を目指して・・・

こんにちは! 廣田信子です。

 

ある築30年のマンションで、

管理会社への委託管理を始めましたが、

管理員が辞めてしまうことが続いています。

 

それを埋めるため、派遣会社から管理員が来ていますが、

日替わりで違う人が来るので、

管理組合のことが分からず役に立たないと怒っています。

 

最近は管理員が見つからない事例が多いのです。

 

来客用駐車場は、管理員に言って許可証を発行してもらい、

それを車のフロントに置いておかなければなりません。

 

管理員がいる時間の受付で、休みの土日は発行不可です。

土日は管理組合の理事が代行しますが、

頼む方も受ける方もたいへんです。

 

また集会室や自治会館の利用も管理員に申し込みます。

土日の利用には鍵を金曜日までに

渡しておかなければなりません。

 

借りる人は、鍵を返すところまでが仕事です。

 

何だかたいへんで、

どうにかならないかと思っていましたが、

 

最近できたマンションの管理運営を聞いて

想像以上に大きな違いがあることを知りました。

 

自分たちのマンションのアプリで

すべてを管理する仕組みです。

 

部屋別にID、パスワードが発行され、

それで何でもできます。

 

顔認証でスマホからすぐ入れますし、

駐車場を予約したかったら、瞬時に空きを確認して、

時間単位で予約できます。

 

来客用駐輪場も予約するようになっています。

 

料金は明示され、

それが管理費等といっしょに引き落とされます。

 

パーティルーム、宿泊施設等の予約も

同じようにスマホで簡単にできます。

 

鍵はというと、

その住戸の鍵で、予約時間はオープンになるのです。

 

別の部屋の人も同時に使いたかったら、

それも登録すればOKです。

 

コンシェルジュに会う必要がないのです。

 

自治会のパーティ等もアプリにオープンにすれば

自由に参加者が集まれます。

 

そのマンション住人に、

管理員が定まらず予約や部屋の鍵の貸し出しに

苦労しているマンションの話をしたところ、

 

そういったマンションには住めないと言います。

 

子供たちも便利さが当たり前になっていると、

スマホで予約も鍵も料金の支払いも

瞬時に可能なマンションじゃないと

住めないのではないかと思います。

 

その部分を根本的に直さないと、

 

今後若い人たちが積極的に入居してくれる

マンションにはなれないのではと

思ってしまいました。

 

 

 

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