こんにちは！　廣田信子です。

 

大和ライフネクスト（株）が、

クレジットカードで

マンションの管理費等を決済できるサービスを

2020年6月より開始すると発表しました。

 

大和ライフネクストが管理するマンションで、

区分所有者等が管理組合へ管理費等を支払いする際に、

 

銀行口座振替や

専用クレジットカードでのみ決済という

これまでの制約は設けず、

 

VISAやJCB等の６つの国際主要クレジットカードでの決済を

可能とするものです。

 

キャッシュレス化の流れや、

区分所有者の要望に応えたもので、

 

本格的なカード決済時代の幕開けのような気がします。

 

若い世代や外国人の方からの

カード決済要望はかなり強くなっていましたから。

 

2020年1月下旬販売開始予定の新規分譲マンションから

サービスを開始し、

 

大和ライフネクストが管理する

都心の分譲マンションを中心に、

このサービスを順次導入していくといいます。

 

グループ会社の大和ハウスナンシャル（株）が、

クレジットカード決済から精算までを行います。

 

決済手数料は、管理組合が負担することになりますが、

 

これまでも、銀行引き落とし手数料は、

管理組合が負担してきたので、同じ仕組みです。

 

区分所有者のメリットは、

まず、総合的に支出管理がしやすいこと。

そして、カードのポイントがたまるということです。

 

管理費等が月３万円とすると、

１年で36万円分のポイントが付くわけですから、

これは大きいですよね。

 

これまでも、若い方や外国人の方から、

こんなに高額を支払うのにポイントがたまらないなんて、

納得いかないという声がありましたから。

 

手続きは、WEB画面上でのカード番号登録のみが完結する

ということで、移行もスムーズにできます。

 

 

管理組合側のメリットは

何より、管理費等の未収金リスクが減ることです。

 

クレジットカードで決済ができないと、

ブラックリストにのってしまいますから、

払う方も真剣です。

 

これまで、

他のクレジットカード支払いを優先して、

管理費等の支払いを後回しにすることがありましたが、

そういうわけにいかなくなります。

 

また、外国人の方で、

日本の銀行に口座がなくても、

クレジットカード精算なら、何の問題もありません。

 

クレジットカード支払いがどのくらい進むか、

他の管理会社がどう動くか、

今後に注目したいと思います。

 

 

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