コロナ感染拡大、管理会社は対応について管理組合と話し合ったか | 廣田信子のブログ

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マンションコミュニティ研究会、MSC㈱代表廣田信子より
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こんにちは! 廣田信子です。

 

緊急事態宣言とその前後の管理会社の対応について

アンケート結果をまとめています。

 

管理員、清掃員の休務があった管理組合が19.9%

管理員、清掃員の時間短縮があった管理組合が21.8%

管理事務室が閉鎖されたことがあった管理組合が7.9%

 

となっています。

 

その対応について、

話し合いはなく一報的だったケースが16.0%

 

そして、休務、時間短縮に関して、

減額(返金)はなかったというケースが26.3%

でした。

 

自由意見欄には、

コロナ禍における管理会社の対応に関して、

 

信頼関係が構築されているので、

話し合いが円滑にでき問題にはならなかった

 

というケースも一定数ある一方で、

 

説明がなく一方的に掲示されただけ…

というような声も少なくありません。

 

そういった場合では、

その休務、時間短縮の契約上の根拠が示されないので

返金のあるなしで問題になっているケースがあります。

 

・管理会社はコロナ禍での休務を

  緊急時における免責事項を根拠にしたと言っているが、

  管理組合は納得せず、今後話し合うことになる。

 

・一方的な休務に対して

  法的根拠がある説明を求めたが返答がない。

 

・勤務体制の変更に伴う

  管理委託費の減額に対する説明が不十分で、

  認識に齟齬が生じている。

 

・休務に伴う減額について回答がなく、

  役員が改選してから、新役員に、根拠もなく、

  管理組合と管理会社が折半にしたいと申し出る

  という不誠実な対応に納得していない。

 

といった声が記載されています。

 

少し、コロナ禍が収まった3ケ月ぐらいの間に、

今度、緊急事態宣言又はそれに準ずる感染拡大があった場合、

 

管理員、清掃員の勤務はどうなるのか、

変更する場合の契約上の根拠はどこにあって、

返金をどうするか

 

ちゃんと話し合いは持たれましたか?

 

今度は、

急なことだったから準備ができなかったという

言い訳は通用しません。

 

返金するかどうか、

契約変更の契約上の根拠はどこにあるか、

 

に関して、

管理会社によって対応がまちまちのようで

気になります。

 

まだ、ちゃんと話し合っていないのでしたら、

至急話し合ってほしいと思います。

 

今の感染状況は、緊急事態宣言時を

すでに上回っているのですから。

 

今日、ごく一部を紹介した

マンションコミュニティ研究会のアンケート結果は

下記のフォーラム(12月2日19:00~オンライン開催)で発表します。

 

https://www.mckhug.com/blog/20201202

 

よかったらご参加ください。

 

 

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