さて、前回ご説明した医療用のプラセンタですが、製剤には2種類あります。
<ラエンネック>
保険診療としては、更年期障害の治療に認められています。
<メルスモン>
保険診療としては、肝機能障害の治療に認められています。
実は、中身は一緒で、メーカーが違うだけです。ただ、メルスモンには保存料が入っています。なぜ、保存料を入れて作っているかというと、品質を長く保つためです。当院のように毎日たくさん使用する場合はどんどん新しいものを使うので問題ないのですが、なかには、たまにしか使用しないクリニックもありますよね。
保存料といってももちろん有害なものではなくて、きちんと認証されたものなのですが、人によっては保存料が原因で内出血をおこします。
内出血が心配な方は、肩やお尻といった、服で隠れる部分に打つ時良いと思います。
美容治療や、皮膚に関する治療で通われている方で、肩凝り、寝つきが悪い、疲れやすいといった更年期に特有の症状に悩まれている方は、よく効きます。
その他、花粉症などのアレルギー症状も軽くなりますし、男性も勿論お受け頂けます。
更年期症状の方は保険適用になります。
また、先日お話しましたように、自費で受けられても、1アンプル、500円ほどしか変わりません。
ま美容医療のハードルが高く感じられる方は、美容医療のとっかかりにも、プラセンタ注射は良いと思います。
彼も人なり我も人なり。
強がっても、強いわけではないから。
🔻ありがとうございます〜💕