おはようございます。
ドール用革靴作家ishikraft(イシクラフト)です。
今回のブログの題名は「 What I was happy about selling formal shoes」です。
和訳すると「フォーマルシューズを販売して嬉しかったこと」です。
少々照れくさかったので英語にしてみました。
大きく分けて2つの嬉しいことがありました。
まずはじめに靴を購入していただけたことが挙げられます。
今回のフォーマルシューズは試作段階より沢山の方が注目して下さいました。
よりリアルな仕上がりを目指し施策を繰り返したところいつの間にか14回になっていました。
仕上がりにこだわればこだわるほど作業工程が増えていきます。
作業工程が増えるということは必然的に一足作るのに時間がかかって来ます。
時間がかかるとどうなるのか? 最終的に販売価格が上がります。
作業工程数、作業時間、その他項目を考慮した結果販売価格を9,000円に設定しました。
設定はしたものの正直買っていただけるのだろうか?という不安もありました。
ドールショウ開催前に必ず行きます!と言ってくださった方が数名いましたので
全く売れないということはない!というのを支えに本番を迎えました。
そして先行入場開始となり、ありがたいことに数名の方が来て下さいました。
「良かった~」とほっとしているとどんどん列が伸びていました。
ディーラーは他のディーラー様のブースのご迷惑にならないよう形成列を誘導しなければ
ならないので移動をお願いしたのですが、どうにも私の誘導が下手であり
あちらこちらと移動して頂き大変ご迷惑をかけてしまいました。
その後運営スタッフの方に交代して頂き事なきを得ました。
そうこうしているうちに11:00になり販売開始です。
皆さんそれぞれにじっくりと選んでいただき順調に販売を進めました。
その後通常入場の方も加わり更に形成列が伸びてきました。
50名くらいの方までは数えさせて頂いたのですがそれ以上はわかりませんでした。
そうこうしているうちに誘導スタッフの方が「階段の方にお並びください」と
言っている声が聞こえました。
階段!?そんなに並んで頂いたら靴が足りないです・・
残りの靴を数えて早めに並んでいる方に伝えなければと思っていたのですが手が回りませんでした。
いよいよ靴が少なくなってきた際に、スタッフの方にお願いして残りの靴の数をみて
お待ちいただいているお客様に伝えてくれるようお願いしました。
その結果お並びいただきましたが購入出来ない方がでてしまいました。
折角来て頂いたのに本当に申し訳なく思いました。
お並び頂いた皆様ありがとうございました。
そしてありがたいこと完売に至りました。
今回のフォーマルシューズは施策段階をtwitterで随時上げて来ましたが
その過程を楽しみに見ていてくださった方がとても多くいらっしゃいました。
約一年お待ち頂いたことになります。
またこの作りで9,000円なら安いとまで言って頂いた方もいます。
あるいは安いとは思わなくとも納得していただけたのかと思います。
真っ直ぐに作成してきたフォーマルシューズですが作成内容や作成工程を踏まえ
お越し頂いた皆様はご理解くださったということだと思います。
気持ちが伝わっていたのがわかりとても幸せは気持ちです。
以上が嬉しかったことの1つ目です。
一言で言えばフォーマルシューズを納得し喜んで買っていただけたと言うことです。
続いてが嬉しかったことの二つ目です。
約2年半前に書いたブログに
【順番を反対に】 https://ameblo.jp/ishikraft/entry-12139356587.htmlという記事があります。
この記事の内容ですが、人やドールの服装をコーディネートをする際には
まず洋服を選ぶ → それに合う靴を選択する。というのが一般的だと思います。
この流れを反対にしたいと考えました。
つまりまず履きたい靴を選ぶ → それに合う洋服を選択するということです。
これはなかなか難しことです。
より魅力がある靴を作らいないといけないことになります。
しかし今回頂いたコメントの中に「この靴に合う洋服を作りたいと思う。」、
「この靴に合わせて洋服を買いたい。」と言ってくれた方がいらっしゃいました。
このお言葉を聞いたとき「やっとそう思っていただける靴が作れた」と感じました。
嬉しかったです。
自分の中の目標に近づけたように思いました。
そして以前書いたブログではもう一歩上の目標も書いてあります。
それはまず靴自体を気に入って頂く→そしてその靴が履けるドールと洋服をお迎えする。
という内容となっています。
更にワンランク、ツーランク上の目標ですね。
今度はこの目標を頭の片隅において活動を進めていこうと思います。
そうそう簡単なことではありませんが「継続は力なり」、
小さな積み重ねを大切にして地道にやっていこうと思います。
普段より応援をしてくださる沢山のみなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
私が作る靴に納得していただける際は是非応援していただければ幸いです。
皆さんの後押しが活動の原動力に変わります。
もちろん自家発電も使用して進んで行こうと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。