もう七年も八年も前のことなのに、今も忘れられない。

監護権の裁判で、相手弁護士が裁判所に出した意見書の一文。

「無職無収入の期間に入れた預金は本人のものではない」

無職無収入という前提が嘘なのに、さらに私の貯金通帳に他人が振り込んだという根拠のない嘘を重ねる。

これについて、相手弁護士本人を問い詰めると

「嘘をついても、裁判所が認めれば、法律の正義です」

という小学生並みの愚にもつかない反論。

チンピラの言いがかりレベルの意見書を裁判所に出す弁護士。

それを鵜呑みにする裁判官。

あのくだらない司法の世界を経験したあと、私の中で、司法試験は阿呆試験あるいは痴呆試験という認識になってしまっている。