家裁調査官 柿本恵理子様

 

あの時の調停条項は守られることがなくなり、月一回の面会は消えました。

それを家庭裁判所でどうこうしようという思いは全くありません。

日本の司法には、失望と絶望しかありません。

 

もう娘と会えなくなるかもという心配がないため、これから家庭裁判所で家事審判や調停に臨む人たちへ注意喚起のために、ブログを記します。

娘を引き渡す条件を話したあの日、私が「娘にどう説明するつもりですか」と尋ねた問いへの答えは衝撃でした。

「神様が決めましたと伝えます」

その瞬間、私は嘘の申立書で始まった監護権の裁判から二年、溜まりに溜まったものが爆発しました。

「神様ではありません!人間が決めたんです」

今も、これを打つ指が怒りで震えます。

それに対して、原島麻由裁判官は、調査官の言葉の意味、私の叱責の理由に気づいた様子で少し驚いた表情のあと、俯いて力なく「すみません。二度と言いません」と謝罪しました。

そう、調査官はお気づきかどうか知りませんが、裁判官は神様ではありません。

ただの人間です。

私が育児をした娘の親を法的に決める権利があったとしても、神様などでは断じてありません。

 

その後の調停で、養育費について「仮払いでもいいので」と食い下がるあなたを何度も叱責しました。

監護権の裁判は妻が出した嘘の申立書で始まりました。

私が「無職無収入で、育児もせず、生活費も渡さない」という主張です。税務署で調べれば、すぐに無職無収入が嘘だと分かります。そんあことはどうでもいい。それを無視してでも、母親に娘を渡すと決めた大村泰平裁判官に原因があります。それさえも、どうでもいいことです。

そういう裁判こそが、今の日本の家事審判なのです。仕方ありません。

あなたを叱責した本当の理由は、無職無収入だと扱き下ろし、娘を奪った相手から「仮払いでもいいから金が欲しい」というさもしい根性です。

そこまで金に困っているなら、話し合いもなく、保育園にも連絡せず、子供を家から連れ出し、家庭を破壊するなどという極端な行動を取らず、夫婦寄り添い家庭を維持し、娘そしていつか生まれるだろう子供たちを真面目に育てていけばよかったのです。

それでも、養育費上乗せを主張した相手弁護士の意向に従い、三万円を提示しました。アホでもない限り、算定表の金額に上乗せされていたことは理解できたはずです。

それなのに、調停では六万に釣り上げ、慰謝料三百万を主張しました。慰謝料がほしいのは、こちらのほうです。

調査報告書の嘘について私から叱られた所長が、相手弁護士に慰謝料を取り下げさせてくれました。

本当に上乗せした養育費が欲しいなら、調停などせず、こちらの提示した金額を受け入れるべきでした。嘘にまみれた調停では、まとまるものも壊れ、どんどんこじれていきます。

今後の生活が不安な母子のために、必死に仮払いを主張するあなたが、なぜ私から毎回怒られなければいけなかったのか、理解できなかったかもしれません。

あの時は、失礼しました。