先日、車に給油しようとしたら

ガソリンスタンドの入り口でおじいさんが自転車を止めて仁王立ち！

 

前の車に声をかけていたと思ったら…

前の車は給油せずに走り去っていきました。

 

私の車にもおじいさんが近づいてきて

「今　あかんでここは。　違うとこで入れや。」と手でバッテンのサイン。

 

 

・・・？？

 

おかしいな？と思ったけど

スタンドを見てみると一台も車が止まっていないので

あら、給油できないんだな。

と思って行きすぎようとしたら…

中から店員さんが走ってやってきて

 

「お客様、　大丈夫ですよ。どうぞ～。

おっさん、こんなところで営業妨害はやめてくれ。

警察よぶで！！」

 

と叫んだのです。

 

私たちはお店の人がどうぞと言ったので中へ。

 

給油していると、先ほどの店員さんとおじいさんが

言い争いに。

 

どうもおじいさんが店に車がはいれないように

前で営業妨害をしていた模様･･･

店員さんが警察に電話をかけ出そうとしたところで

仕方なく自転車を押して暴言を吐きながらおじいさんは去っていきました。

 

 

 

おじいさんは、そのお店で嫌な思いをしたのかもしれません。

何かむしゃくしゃすることがあったのかもしれません。

 

最近、こんな営業妨害ではなくっても

お店や道行く人にでもクレームをつけたり

絡んできたりする老人をよく見かけます。

（しかもたいていがおじいさん。なんでだろうね？？

女性の方が柔軟なのかな～）

 

ストレスを溜めてらっしゃるんでしょうね。

とても不機嫌そうなかたも多いですし…

だから些細なことで腹が立つし、

言える相手には　ついつい言ってしまうんだろうな。

 

 

何でだろうかと考えてみたのですが

 

男性はたいていがサラリーマンをされていたでしょう。

そしてその間は会社人間として

家族のため会社のためにと身を削ってでも働いていらっしゃった。

日本の高度経済成長は、その方々のお陰だったと思っています。

 

けど、定年して会社の肩書が無くなり

どこへ行っても自分を知っている人もいなければ

感謝されることも、認めてくれる人もいない。

家族も自分の稼ぎで食べていかなくてもよくなり

下手をすると、家にいるだけで邪魔者扱いされたりして…

 

な～んてことになった上に

今まで会社人間で趣味も持たなかったから

今さら、今からすることがない。

だからといって、いきなり老人たちの輪に入って

一から関係を築くのも大変そうだし、プライドが許さない。。。

 

 

こんな構図が私の脳裏に浮かんできました。

 

 

みなさんがこんな状況ではないかもしれないけれど…

男女問わず、年齢を重ねたら後は死ぬのを待つだけで楽しみがない。

とおっしゃる方に共通するのは　多分

 

生きがいがない

 

という事ではないかしらと感じます。

 

 

あの頃の栄光を引きずりすぎる

一から始めて　あの人より下手だと面白くない・恥ずかしい

初心者として教えてもらうのに抵抗がある

今更…　もう年だし…

あんなことをしたら人から笑われる

 

 

こんな人目を氣にしたり、頑なな心が、

孤立と孤独を強めていくんじゃないだろうかと思うのです。

そのままだと、先ほどのおじいさんのように

何にでも腹を立ててしまって、心穏やかに過ごすことができませんよね。

 

そして　一番辛いのは…自分の心だと思います。

 

 

そのおじいさんからも…

誰もわかってくれない

もっと大切にしてくれ

という心の叫びが聞こえてきました。

波動もとても重たかった。。。

 

 

プライドや古い考え方、昔の自分など

そこにしがみついていると

大切なものを失くしてしまうことになりかねないな…。

 

私もアラフィフ。

反面教師として私の前に現れてくれた神様かも…。

 

年齢を重ねると、経験が増える分

知らず知らずに　それにしがみついていることもあるかもしれない。

氣を付けたいなと思うと同時に

何よりも

そんなことを考えられないほど充実して生きていたいなと思います。

 

 

 

いつまでも軽やかに。

いつまでも柔軟に。

いつまでも生きがいを持って。

 

私の周りには見習いたい先輩方がたくさんいらっしゃるので

 

 

 

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