(写真は「ジャズ勉強会」の一コマ。曲芸は教えてませんがw)
「何をもってジャズというか」というブログの続編。
ちょうど先日読んだ、「さわりで覚えるジャズヴォーカルの名曲25選」の中で、
編者の後藤氏が的を得た文を書いてらっしゃるので、
紹介したい。
『ジャズという音楽は、特別にジャズ用の曲じゃなくても、
言い方は悪いけど「出来合いの」曲でも利用できちゃうということなのである。
これは、曲自体が命のクラシック音楽ではありえないことだし、
ロックでも例外的にしかない出来事だ。
そこで難しい問題が出てくる。
原曲をメロディも崩さず、そのまま歌えばポピュラーソングと全く変わらない。
ではどこまで崩せばジャズなのかという難問だ。
例えばシナトラの「my funny」はジャズなのかポップスなのか。
これは
ウイスキーの水割りは、どこまで水を入れたらただの水になってしまうのかというように、
答えようのない問題だ。はっきりした境界線などあるわけがない。
ジャズヴォーカルが、大衆音楽と芸術音楽の間にあるジャズの曖昧さを体現しているというのは、こういうことなのである。』
この例えにうーんと唸ってしまいました!
悶々と考えていたことが明文化され、嬉しいです。
☆2/16(土)「あなたもなんちゃってジャズミュージシャン」
楽器初めての人に簡単な奏法をお伝えし、なんちゃってでジャズの曲をやってみる!という、
実に無謀なイベントですw
@阿佐ヶ谷 12時30分~参加者募集中(要連絡)
☆2/16(土)スタンダードジャズ勉強会
セッションデビューしたい方のためのイベント。
@阿佐ヶ谷13時~参加者募集中(要連絡)
まだ参加者募集中です。ご希望の方はご連絡ください。